"ムーンアイズ ミート" ドラッグ レース オン サンデー

PRA ってご存じですか?聞いた事がある人は多いと思いますが、実際何の略語で何をしてるのか知らない人って多いと思います。これは Professional Racing Association の頭文字をとった略語で、Volks Wagen だけのドラッグレースを運営する USA PRA から正式に認定を受けている PRA Japan という団体です。そのため NHRA (National Hot Rod Association) の規定するルールに乗っ取ってドラッグレースを行っていて、スピードを求めるワーゲン乗り達には欠かせない団体です。
その PRA では年間3回のレースを、宮城県の仙台ハイランドにあるドラッグストリップにて開催しています。
2001年度はオープニング ナショナルズとファイナルを Daytona マガジンとのタイアップで行いましたが、今年度の PRA チャンピオンシップ シリーズは、まず Opening Nationals を MOONEYES とジョイントし "MOONEYES MEET"、6月9日(日)の June Nationals は Super Shot とのジョイント "SO CAL RACE TRIAL"、そして10月20日(日)の Final を今年も Daytona マガジンとジョイントし "DAYTONA STREET LEGAL DRAG" という形での開催スケジュールになっています。
前説が長くなりましたがここからが今回の "MOONEYES MEET" Drag Races on Sunday です。「正式なルールの元、自分の車はどれだけ速く走れるのか?制限速度を気にしないで思いっきり走ってみよう!」というキャッチコピーを元に行ったレースなので、Drag Strip を走るのは始めてという Instant Racer も多く、我々主催者である MOONEYES Staff のメンバーもその例外に漏れず Drag Race 初体験者がいました。いきなり走るのは緊張するので、我々は前日20(土)に現地入りしレースのセットアップも兼ね、空き時間を利用してテストラン(有料です)をしました。自走でレース場入りしたので走行前は皆「帰りが心配だからホドホドで走るよ」などと弱気なことを言ってましたが、1回 Drag Strip を走るとダメになっちゃうみたいです。「Drag Race は Drug Race 」ではありませんが、あの興奮はいつしか快感となり、すっかりスピードの世界という病魔に冒されてしまうようで、1回目の走行を終えてどうするのかと思うと「コノツギハ、ゼッタイカツゼ!」となり段々本気になっていくんです。見ている側からしてみれば「イイオトナガ、ナニヲムキニナッテンダ」と笑ってしまう位。言ってみれば草レースではありますが、一つ間違えれば事故につながり死と背中合わせ、皆真剣に楽しんでました。1/4マイル(400m)を2台の車が並んでどちらが先にビッグエンド(ゴールライン)を駆け抜けるか?それだけの単純な事ですが、走ってみなくちゃわからない事なんです。何度かのテストランを繰り返しコツを掴み始め、なかなか見応えのある Burn Out まで見せてくれるようになりました。レース前日のこの日は天気もよく、Tシャツで過ごす事ができる位の日差しに恵まれました。
レース本番 2002年4月21日(日)、昨日の好天とは打って変わり曇り空の下での開催。朝早くから PRA 参戦者も含み MOONEYES MEET 出走者達も集まってきました。最終的な MOONEYES MEET エントリーは37台。本格的なエンジンチューンを施した車から、それこそ走り終わったリターンロードからそのまま手を振って家路に帰れるくらいドノーマルな車まで様々。異種格闘技戦のようなレースなので、MOONEYES MEET はトーナメント式はとらず、R/T(リアクションタイム:グリーンのシグナルが灯ってから走り出すまでに掛かる反応時間)の一番良いタイムを出した者を勝者とする方法をとりました。これならもの凄い車も、ドノーマルな車も関係なく同じ土俵で戦えますので。1台につき午前中に2本、そして午後に1本の合計3本の走行を、PRA のレースの合間をぬって行う予定でしたが、残念な事に昼を前に小雨がパラパラと降り出し、結局午前中の走行で出したタイムを集計し終了となりました。「これ位の雨だったら走れるヨ」という感じでしたが、そこは正式なルールに乗っ取って行われたレースです。ちゃんとオフィシャルの判断に従います。雨による中止で表彰式も繰り上げられ、MOONEYES テント前にて Best R/T Award と準優勝の結果発表。
準優勝といっても2番目の R/T を出したレーサーに与えるのではなく、ブービー(ビリから2番目の瞬発反応力が悪かった)レーサーに与えられるという、狙ってとれる2位(ビリから)ではありません。優勝は '74 Datsun "Chopped" 620 に乗る森川さん、記録は R/T 0.642"。トロフィーはコネクティング ロッドで作った特製トロフィー。これはみんな欲しがってました。森川さんの Chopped 620 はカーショー イベントでもお馴染なので見た事ある人多いと思います。スラムドするミニトラックがこの頃の流行りですが、見せて速いミニトラックはカッコイイものです。そしてブービーは '57 VW T-1 の村本さん、R/T 2.376" という結果でした。PRA から盾をもらい苦笑い。場数を踏めば五感は鍛えられますので村本さん、頑張って下さい。 今迄 MOONEYES のイベントはどうしても Show 的要素が強い傾向にありましたが、念願の走りのイベントを PRA のバックアップで開催する事ができました。Show & Go です。これを良い機会に2回、3回と MOONEYES MEET を開催していけるように頑張りますので、皆さんも是非エントリーして Drag Race を体感してみて下さい。記念すべき第1回にエントリーして下さった皆さん、ありがとうございました。
レースに関するお問い合わせ/PRA 事務局 Tel & Fax 042-394-5801 e-mail: thetombo2@h2.dion.ne.jp

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