皆様お久しぶりでございます。先週末は3泊5日という素晴らしい日程でヨーロッパはベルギーまで行って参りました、いつもバカンスWildmanなのです!!(ウソですお仕事です・・・)
今回はですね”1st Annual European Hot Rod & Custom Show”がベルギーのChimayという街で開催されまして、そのイベントにPinstriperとして参加する事になったのです。
Mooneyes USAからもMooneyes Dragster とMoon Truckをイベント参加用に持ち込んで有るのでした。
イベント記念Tシャツのデザインは私がやらさせて頂きました、ありがとうございます!!
いつも通り成田空港からのフライトとなりましたが、今回は初の搭乗となるAIR FRANCE(エールフランス)機での旅立ちです。
この日の成田空港出発の最終便という事で、搭乗口付近のレストランや売店は全てClosedとなっておりまして、慌ててシャッターの閉まりかけたマクドナルドに飛び込みました。
エールフランス機ですから、機内食はフォアグラの入ったフレンチのフルコース!!と勝手に決め付けておりましたがエコノミークラスなのでただの機内食でした、残念・・・
そして10,043kmのフライトで無事にフランスはパリに到着致しました。直行便じゃないのでパリからレンタカーでベルギーに入るのです。
シャルル・ド・ゴール空港といえばかつてのフランスのド・ゴール大統領ですよね。大統領専用車の素晴らしいミニカーを持っておりますので今度ご紹介致します(話が長くなるので)
レンタカーはこちらオペルのステーションワゴンで、もちろんMoonステッカーをペタリと貼ってしまいます、これで地元民になれます、Go! with Moon.
ディーゼル&6速マニュアル・トランスミッションとまさにヨーロッパの基本仕様であります。
いつ来てもヨーロッパはディーゼルエンジンとマニュアル・トランスミッション天国なのです。
やっぱり日本のハイブリッド・カーはガラパゴス状態なのですね・・・
早朝に到着したので朝やけを見ながら2時間半位のドライブで気がつけばそこはもうベルギー、ヨーロッパは国境はフリーパスなのでいつの間にか国と国をまたいでしまっている感じで、今ひとつ国境を越えた感がありませぬ・・・・
ベルギーと言われても中々ピンと来なくて、思い出すのは「ビヨン・ボルグ様」が使っていた”Donnay”のテニスラケット、1980年にDonnayのラケットを初めて握った時、このようにMade in Belgiumと書いてあり「一体どの辺にあるんだこの国は?」と思ったのはついこの前のことなのですね。
あとはこちらのベルギー製ミニカー”Gasquy”というブランドの「タトラ・プラン」です。
60年ほど前にベルギーで作られた大変珍しいモデルで、入手には大変苦労致しました。というように、ベルギーといえばテニスラケットとミニカーしか思い浮かばないのです・・・
そしてどこにあるんだか分からなかった国に、32年経って来てしまいました。
Chimay(シメイ)という街はビールが有名で、ついこの前の1862年からビールの生産が始まったそうです。シメイに来たからにはシメイビールなのでしょうが、私にはアルコールは全く関係のない事なので指名無しでお願いします・・・
この様に公道を封鎖しシメイ・サーキットとしてバイクや車のレースが行われると言う素敵な場所で、今回のイベントもドラッグ・レースを含めてこの会場での開催となりました。
まず今回のイベント主催者であるKobusさんにお会いし、彼の家に行ってアメリカより運んであったMooneyes DragsterとMoon Truckを引き取りに行きました。
この家というのが凄くて、最近手に入れたそうなのですが1882年に作られた!!!という強烈な歴史の家でして築130年になります、ついこの前といえばこの前なのですが・・・
建物内は強烈なオーラが漂っていて、良くいえば歴史を感じるものですが、悪く言えばただのホーンテッド・マンションにしか思えません、ちょっと怖いのです・・・
でもこちらのブリキコレクションやナローの911はとっても素敵でしたよ!!
サーキットに戻り、Dragsterを展示して準備を終えると、ヨーロッパ各国からエントリー車が集まって来ていました。週末の2日間の開催なのでキャンプを兼ねてくる方も多いようですね。
「それにしても時間がたつのが遅いな、時差ボケかな?」と思っていると時計は夜の10時過ぎ、それなのにこの明るさという具合で、この時期のベルギーはいつまでたっても日が暮れないのです、日本との違いに驚いてしまいました。
でも考えようによっては一日が長く感じて、得した気分にもなれます(それは時差ボケか)
街中に出た時にあったMatch(マッチで~す)というスーパーマーケットで買ったこのイチゴのタルトが強烈に美味しくて、一発でベルギーが好きになってしまいました。
甘さのセッティングが絶妙でアメリカの甘いだけのデザートとは違って日本人向けのスイーツなのでした、ああ美味しい・・・
しかしタバコのマナーは最悪で、マッチの前はこんな感じになっていて、どこでもポイ捨てが当たり前の様ですね・・・・
こちらはガシャポンですが、ドラゴンボールでした。日本の輸出産業はこういうのに絞られて行くのかもしれませんね。
夕飯に利用した川沿いのレストランは雰囲気バッチリで、川向うからはこちらさんが覗いておりました。
こちらのステーキとデザートのパイを食しましたがどちらもとっても美味でしたね。
さらにこちらのラパン(軽自動車じゃないよ)も食べたのですが鶏肉みたいでさっぱりしていました。ラパンとは、そう、ウサギさんであります・・・・ウサギさんごめんなさい。
ご馳走さまとなって夜11時なのにやっぱりこんなに明るいのです。
ホテルはこちらのいかにもヨーロッパ的な作りのところに泊まったのですが、内装も綺麗で眺めも良かったです。
朝、何か音がすると思って外を見たらこのようにラムジーが大移動しておりました。
こちらはホテルの居候ネコさんであります、死んだポロンと同じ模様で悲しくなりました・・・
さてイベント初日は天気も良くって沢山の車やバイクが集まりました。
アメリカ車、VWをメインにヨーロッパらしいヘンテコな車も結構来ていて楽しかったです。
マスタングがやたら目立ちましたね、こちらではプチブームなのでしょうか?個人的にはこの2台が素晴らしかったです。
このヘンテコ顔は「マタドール」という車で、ミニカーしか見た事ありませんでしたが、初めて本物に遭遇しました、カッコいいぜ!!
この旧いMiniはあっちこっち切り刻んでオーナーの中だけでHot Rod化していますが、TurboChargedされていて楽しそうでした、ROCK”N”ROLL !!!
もちろんMooneyes DragsterとMoon Truckも大人気であります。
あとイベント会場内のトイレは有料(一回約¥40)となっておりまして、入り口でオバサマに徴収されます。でも常に綺麗に掃除されていて、並び方も少なく、なかなかのシステムだと思いました。
エッ、クルマの画像が少ないって??と言われても、このあと沢山Pinstripeの仕事を頂いてしまい、どうにもこうにも動けなくなり撮影出来なかったのです、すみません・・・・
ヘルメットやらカメラやらディスクやら・・・皆さま有難うございました!!
あっ、これは作品ではなく差し入れのMoon Cakeです、美味しかった!!
クルマやレースやイベント全体の事を知りたい方は、こちらのナゼかDragsterに乗ってるGoshuのTrip Reportをクリックしてくださいませ、バッチリ載っていますので宜しくお願いします。
そして問題のイベント2日目は皆さま本当にすみません、、またやっちゃいました、雨の慕情Wildman復活、豪雨となってしまいこと通りです、牛はこうやって平気で濡れてますが・・・・・
ヨーロッパの皆さま、本当に申し訳ない。
雨の中、TV局が取材に来た様です。紹介が遅れましたが右の大きな方が主催のKobusさんで、左のインテリは市長さんだそうです!! こうやって市をあげて協力してくれるなんて素敵ですよね。
こちらの’32 Ford Pick UpがMooneyes賞となりました、雨の中おめでとうございます!!
雨は全然やまないのでイベントも早めに切り上げとなり、Dragsterも濡れながらKobusさんの家に戻してきました。
そして打ち上げはシメイビールのレストランで乾杯となりました。私は一人Nesteaで乾杯であります!!
kobusさんや市長も来て楽しいひと時を過ごしました。
これはその時に食したミートボールのシメイチーズソース掛けであります、美味しかった!!
そして問題の逸品は今回日本より同行されたKさんが間違えてオーダーしてしまったAmerican Steakなるものです、ただの生肉であります・・・
一見ユッケ風で美味しそうなのですが、付いてきたどの調味料を使ってもダメダメなのでした。
一口いただきましたが本当に不味かった!!!!焼いたらきっと美味しいですね。
K様ご愁傷様であります・・・
そんなこんなで今回の出張も終了となり、一路パリはシャルル・ド・ゴール空港へと向かいました。
帰りの飛行機は巨大な2階建てのエアバスでしたが、「日本食いかがですか」と聞かれたので頼んでみると、このように意味不明の物体が出てきました、味は普通でしたが・・・
無事に日本に到着すると、税関で預けた荷物が出て来ません。いくら待っても出て来なく最後の最後に私のが揃ったと思ったらGoshuのスーツケースが一つ足りません。
するとこの様な看板がクルクルと悲しげに回っています・・・・シャルル・ド・ゴール空港でミスにより荷物が飛行機に積まれなかったのでした。
次の便で運んで、日本に着いたら宅急便で発送しますとの事で了解しましたが、一筋縄では終わらないのがWildmanの旅の良いところなのです。
さて次のバカンスじゃなくって出張はいずこへ????
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