この前の月曜日なのですが、せっかくのお休みにもかかわらず横浜は晴れているのに雪が降っているという不思議な光景となりまして、私の頭脳なみに地球は混乱しているのだなと感じました・・・
雪を見ただけで一歩も外には出ない方針のWildmanと致しましては当然引きこもりとなりまして、コーラとお菓子で一人酔っぱらっているしかありません、ああ美味しい。
スイーツ好きの私でありますが、実はチョコレートというのはそれほど好きではありませぬ。チョコレートケーキよりもショートケーキ、生クリーム万歳!!なのであります。
でも何点か好きなチョコはありまして、キットカットと東チョコのライスチョコレート、そして不二家のルックチョコレートがとても美味しゅうございます・・・
中でもルックチョコレートとは古い付き合いでございまして、幼稚園の頃よりフェイバリットな存在でした。
現在は買わなくても親父がパチンコの景品で貰ってくるので実家に行った時に回収してくるのです。
不二家ルックチョコレートは昨年、発売50周年という節目を迎えましたが、基本的なパッケージデザインは50年前と大して変わらないのです、凄いですね。まあ1962年なんて全くついこの前なのですが・・・
アラモードのフレーバーは昔はバナナ、ストロベリー、キャラメル、コーヒーでしたが現在はバナナ、アーモンド、ストロベリー、キャラメルに代わっております。
そんなことはどうでもいいのですが、不二家のロゴマークというのは子供の頃から頭の中にこびり付いておりまして、やっとひらがなが読めるようになった頃、アルファベットのFをモチーフ
としたこのマークがひらがなの「み」をデザインした物にしか見えなかったのです、本当に・・・・
「み」とお花のマークは一体何なのでしょう??と幼年Wildmanはルックチョコレートを食べながら一人悩んでおりました、今も色々と悩んでおりますが・・・
その後数年が経過し、自動車とミニカーの研究にせっせと勤しんでいた頃、へんてこな形のミニカーを手に致しました。
それは英国Corgi Toys製の「スチュードベーカー・ゴールデンホーク」なるクルマでした。
カッコいいんだか悪いんだか当時の頭では理解不能なデザインでしたがとりあえず「実車より先にミニカーで勉強する」といういつものスタイルでゴールデンホークを調べて行きました。
するとあるデザイナーのお名前が頻繁に出てきます、それが”Raymond Loewy”「レイモンド・ローウィ」なるお方でした。
ダイヤモンドユカイではありません・・・
文献には必ず「口紅から機関車まで」というフレーズが出て来て、ローウィという方は一時代を築いた産業デザイナーと言うことが分かりました。しかも超ビッグネームではありませんか!!
フランスからアメリカに渡り帰化したローウィは流線型をモチーフに色々な物をデザインした偉大なお方でした、小学校高学年になるまでそんな事を知らなかった自分の事を恥ました・・・
機関車、船舶、飛行機、自動車、冷蔵庫等の工業製品から、ラッキーストライク、シェル石油の貝殻マーク、エクソン石油等のロゴやパッケージデザインもこなしております。
日本のたばこのピースもそうでしたね。
それにしてもこの機関車は強烈デザインですよね・・・・
こちらフジ・キャビンと同じくらいのインパクトがあります。
そして何と不二家のナゾの「み」マークもローウィの手になる物でした。
しかも愛するルックチョコレートのパッケージデザインも手掛けておりました、最高だぜローウィよ!!
「うーむ、口紅から機関車までというよりもチョコレートからスチュードベーカーまでと言った方が良いのでは」と思いました。
そんなこんなでスチュードベーカーをさらに遡って調べて行くとゴールデンホークなんて序の口で、1950~51年に掛けての通称”Bullet Nose”(銃弾の先端)を持ったデザインのグリルが凄過ぎました。
ミニカ・ダンガンとはわけが違います・・・
同じようなグリルがモチーフの1949 Fordの方が先に出てしまったのであっちの方が偉そうですが、デザイン自体はスチュードベーカーの方が先にあがっていたそうです、世の中早い者勝ちですね。
フロントも凄いですがリアスタイルも無茶苦茶で180度パノラマビューのガラス面を持ち、一体どっちが前なのか後ろなのか分からず、当時はジョークで”Coming or Going” 来るのか行くのかどっちなの?と言われてました。
後ろから前から@畑中葉子ではありませぬ・・・・
こちらはついこの前の昭和25年1月10日に発行された私の蔵書、「ポピュラ・サイエンス 第2集 自動車編」でありますが、思わず目をそむけたくなるような強烈イラストのスチュードが表紙になっております、怖いですね・・・
発表されたばかりの1950年型スチュードベーカーが特集されてます。
そして当時の日本では今時は亡きオオタが「次はこれが来るに違いない、このデザインこそ世界最先端だ!!」と考えたのかこの’51年型ライトバンであります。
見事にスチュードベーカーのグリルをパクッたというかローウィのパロディというか強気なデザインであります。
で、当時物ミニカーでのお勉強会となりますが、今から60年以上前にフランスで作られたsolido製のモデルは見事にBullet Noseを表現しています。見れば見るほど芸術ですよね。
分解組み立て式のミニカーで、シャシーをネジで分離して他のボディーに載せ換えることが出来る着せ替え人形みたいなシリーズなのです。
ゼンマイも組み合わせることが出来、バビューンとまさに弾丸のように自走出来るのです、怖くてやったことないけど・・・
お次は当時のプロモーショナル・モデルでして、実車が新車で売られてた頃にディーラーで配布されていたという歴史的な模型です。
なので強烈にプロポーションが良くて60年以上経った現在でも通用するモデルなのです、ハイ。別パーツのグリルがたまりませんな。
どっちから見ても素晴らしく、まさに「後ろから前から」なのであります!!
ということでチョコレートの話から始まり最後はミニカーに行きつくのでありますが、こうやって何時も頭の中は混乱しております・・・・
あ、それから21st Annual Yokohama Hot Rod Custom ShowのDVDがついに発売となりました。
イベントに参加された方も、来られなかった方も必見の映像ですよ!!
ぜひご覧になって下さいませ。
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