先月、久しぶりに結婚式に招待されまして、Bossと一緒にはるばる名古屋まで出撃致しました。(新幹線なので全然楽チンでありました)
何とビックリ、同じ変態仲間のThe Nash殿が突然結婚されることとなりまして、式に招待して頂いたのであります。結婚式なんて久しぶりでしたので、小心者は緊張してしまいました。
Nash氏と初めて会ったのは四半世紀前のアメリカはBonneville SpeedWeekでした。一人で観戦に来られていて「変わった日本人がいるな」と思っていました。日本に帰ってからはついこの前の1991年、本牧に初代 MOONEYES Area-1 & CafeがOpenした際、Nash氏が当時日本ではとても珍しかったNash Metropolitanに乗って意気揚々と遊びに来られたのでした。その時もこの人変わってると思いました。
Street Car Nationals等のイベントで会う時も、いつも短パンに巨大な帽子といういでたちで、やっぱりこの人変わってると思いました。
その後都内にDetroit Junkなる雑貨店をOpenさせ、さらにいろんな意味で激しい執筆活動を始められて、ついに今も続くコアマガジンBurn Out誌を発刊させてインターナショナルに活躍するKustom Kultureの伝道師としての立場を確立させました、やっぱりこの人変わっています・・・・
Wildman 25周年イベントの時もサポートして頂き、他のイベントも含めてこれまで色々とお世話になって来ました。
まさか四半世紀を経て、結婚式にお呼ばれするとは思っていなかったので本当にビックリしてしまいました。式当日はTeam Nashの面々や海外からの来賓もあり、とても盛り上がっていました。オシャレな結婚式場での開催もWildmanは初体験だったので面白かったです。なにはともあれThe Nash夫妻、御結婚おめでとうございます!!!
で、その結婚式翌日には日本との気温差が20度以上あるタイ王国に行って参りました。暑いんですよ、これが・・・
今回の出張はですね、タイはバンコクでのカスタムカー&バイクのイベント、”Bangkok Hot Rod Custom Show”にお招き頂き、現地でPinstripeデモを行うという物でありました。
マレーシア、インドネシアに続きタイでもこのようなカスタムイベントが開催されるに至って、東南アジアのカスタム業界は熱くなっています。気温も暑いんですけど・・・・
週末の2日間開催されたイベントはですね、多数の車両エントリーがありました。お客様は日中は暑いせいか少ないのですが、夕方から夜に掛けて気温が下がり始めると沢山来られるという流れでありました。暑い国は大変であります・・・
有り難いことに2日間共に沢山のお仕事を頂きまして、イベント会場をゆっくり見ることは出来ませんでしたので、あまり写真を撮ることが出来ませんでしたが、Wildman的にはこちらGo! with MickeyなH/Dが面白かったです。
こちらSpeed Master Wheel装着のクジラクラウン・ハードトップもおシャレさんでありました。
そんなこんなで、ヘルメットやらタンクやらシューズやら沢山のOrderを頂き、もうパンク状態となってしまいこれ以上時間内に出来ないので現地スタッフに頼んでこちらの看板を書いてもらいました。「もう終わりだよ」と書いてあるのでしょうか・・・
エントリー車両の画像やイベントの詳細は一緒に行ったSteveのTrip Reportに記載されておりますのでこちらをご覧くださいませ。
グルメリポーターのWildmanですが、辛い物が苦手でありまして、東南アジアの食べ物は手ごわいのですが、それ以外の物はとても美味しく頂きまして、こちらの芸術的なお寿司?や東京なら¥2,000位しそうなグルメバーガーが素晴らしく美味でありました。
コカコーラの缶ですが、きっとコークと書いてあるのでしょうか?缶だけにCanとしか見えませんけど・・・
そして街中を走っているクルマは新しめの物が多くて、旧い車両は殆ど見ることが出来ませんでした。
何よりもビックリしたのは右を向いても左を向いてもハイエースだらけという事でした。もちろん私たちを送迎してくれた車両もこちらのリムジン仕様のハイエースでした。
日本でもハイエースはベストセラーですが、タイではそんなもんじゃないぜという感じで、これなら車名をハイエースじゃなくってタイのエース、タイエースにしたほうがいいのではないかと本気で思ってしまった次第であります・・・すみません。
ちなみに現地カスタムショップで大改造中だったこのクルマも初代ハイエースでありました。完成後を見てみたいものです。
タイでは何件かカスタム関連のお店を訪ねましたが、こちらのFatboy Designさんはカスタムバイクのお店で、広い敷地内に沢山のパーツや車両がディスプレイされていました。
Mooneyes商品も沢山ストックされていて、とっても綺麗に並べてあったので、嬉しくなってしまいました。
壁にはWildman 25周年記念の時のポスターやサインを飾ってくれていて恐縮してしまいました。タイにお越しの際はこちらのお店まで、ぜひ足を運んでみて下さい。
その後、このお店のOwnerのMarkさん(ほんとにFat Boyです)のご自宅にお邪魔しました。
田園風景の中に突如現れる大豪邸に驚き、さらにGarageを見てひっくり返りそうになりました。Garageには世界の名車が沢山並んでおりましたが、一番端っこには何と漆黒のランボルギーニ・ムルシエラゴSVが鎮座されていました。
タイに来てナゼかランボルギーニを見て興奮するとは思っておりませんでしたが、真近で見せて頂き「こりゃ大満足だぜ、いい思い出が出来ました」と喜んでいると、Markさんが「さあ、乗ってみましょうと」とやさしいお言葉を投げかけてくれます。
ついこの前の1977年、スーパーカーブーム時のイベントでカウンタックやロータス・ヨーロッパのシートに座らせてもらった時の事を思い出し「こりゃあの時と同じ気分だぜ」と興奮して座ったら、Markさんは「座るだけじゃなくって、運転していいよ」と血迷ったお言葉を投げかけてくれます。
私も完全に血迷ってしまい、ガルウィングのドアを開いて図々しくも本当にコックピットに座って、出発進行!!となってしまいました、マジですかこれ・・・・何が起きているのか把握しないままガルウィングのドアを閉めて、パドルシフトを1速に入れ、恐る恐る発進するランボルギーニ。
こちらがその時の動画になります。
敷地外の公道に出てアクセルを踏むと6リッター超え、600ps級のV型12気筒が炸裂、アワワワとなりどこでシフトアップするのかよく分からないまま、のら犬や三輪自動車が行き交う農道を12気筒の爆音とともに疾走するWildmanとランボルギーニ・ムルシエラゴSV・・・・・意味分かりません。
「こ、これは夢か幻か??何やってんの俺」と、あまりの非現実さに何が何だか分からないまま邸宅に戻り、タイ王国でのランボルギーニ試乗会は無事終了となりました。
本当はこういったタイ名物のTuk Tuk(三輪タクシー)に乗るつもりだったのに、タイに行ってナゼかランボルギーニに乗って来た私・・・変態道まっしぐらであります!!
不思議な体験となったハイエースの国、タイ王国出張物語でありました。
あ、それと明日6日の日曜日はですね、本牧はMooneyes Area-1店頭にてSidewalkSaleが開催されます。もちろんPinstripeデモも行われ、今回は棚卸後の為、沢山の商品も並びますのでご期待下さい!
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