先週末にですね、初めて台湾に出張して参りました。今回はMotorcycle インドアイベントの”Ride Free 7″にお招き頂きまして、Bossと私とSunny矢野の3人で2泊3日台湾の旅に行って来ました。
ここの所数年間、アジアのカスタムシーンが大変に盛り上がっておりまして、これまでにマレーシア、インドネシア、タイに複数回出張して来ましたが、今度は少し近くの台湾に出撃致しました。
台湾といえばMade in Taiwanなのであります・・・・また何を言っているのかさっぱりわからないと思いますが、ついこの前の1980年、舶来品のスニーカーたちに目覚めた少年Wildmanでしたが「ああ、憧れのMade in USA」製品に混じって、当時はNikeやAdidas, Puma等にも台湾生産品が多数存在しておりました。
ミーハーポパイ少年(by平凡出版)の高校生Wildmanは「アメリカ製こそが最高、それ以外の物は意味不明だぜ」と思っていた全く意味不明のガキでしたので、せっかくカッコいいデザインのスニーカーであっても「何だ、これ日本製か、こっちは韓国製、あれは台湾製か、全部ダメだ」とアメリカ製以外は認めようとせず、それ以外の製造国のスニーカーはデザインが良い割に値段が安いからしぶしぶ買うといった、クソ生意気で身分不相応のガキでした・・・本当にすみません。
なのでスニーカーのタグにMade in JapanやMade in Taiwanと入っているとマジックで塗りつぶしてしまうといった暴挙にも出ておりました(すみません)
そして30数年の月日が経ち、手元にある当時物のスニーカーを手に取ると、ハイエンドモデルと思い込んでいた、ああ憧れのMade in USAたちは加水分解や接着剤の剥がれ等ですでにボロボロの崩壊状態・・・
対して日本製や台湾製の廉価版スニーカーたちは今だにいつでも履いてくださいといった風情を醸し出しておりまして、その作りの良さに驚愕しております。
こちらはNikeのMontereyという70年代の台湾製廉価モデルですが、いまだしっかりとしておりまして、明日にでも履いて本牧通りを走りたくなってしまいます。
こちらもかつてブログに登場したNike Bermudaです。アメリカ製はシュータンのスポンジが崩壊してしまいましたが、こちら台湾製は元気いっぱいで、今年の夏も数回履いてしまいました、素晴らしい!!
なので今回の台湾出張でNikeの工場見学に行きたかったのですが、そんな物が21世紀にあるはずがありませんでした、残念・・・・すみません、そんな話はどうでもいいのです!とにかく台湾に仕事で行って参りました。
今回は台湾の”Air Runner Custom Paint”というカスタムペイントショップのJeffreyさんがアテンドしてくれました。日本語がボビー・オロゴン並みに堪能な方で素晴らしいキャラクターを持ち、すぐにでも吉本興業に入れそうなのです。
彼のShopはとても大きくて、空調完備の作業場で6人のスタッフ!!とともにヘルメットのカスタムペイントがメインのお仕事をされています。
そして彼の趣味は高級観賞魚の飼育でありまして、ビックリするようなお値段のおさかなさんたちを飼われていました。
このエイは初めて見たデザインでしたが、絶対にJeffreyさんが1-Shot Paintで塗ったに違いありません・・・・だって凄い模様なんだもん!!
そして台北の街も案内して頂き、寺院や高層ビル街を廻りましたが、道路も広くてとっても大きな街でありました。ただ、車検がとっても厳しいお国のようでして、違法改造はもちろん、古い車は登録すら出来ないようなシステムとなっているようで、街中で旧車や珍車を見ることは全く出来ず、新しい車ばかり走っておりました。
仕方ないので日本製の左ハンドルの商用車で楽しまさせて頂きました。 そしてWildman最大の楽しみのお食事なのですが、これまで行ったアジア諸国と違い、味付けが醤油ベースで全然辛くないので、辛い物が読売ジャイアンツ並みに苦手なWildmanとしてはとっても美味しく頂くことが出来ました。
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