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| それでは少しこのクルマについて説明を。 MOONEYES の社名を名乗るそのクルマ(そうです我々の社名 MOONEYESはこの車から来たのです)は1959年に生まれた Gas Dragster。現代なら顔を覆うようなロールケージで囲まれていないと安全基準を満たしませんが、1961年当時の安全基準のクルマなのでそんなセーフティーは満たされていません(と言っても当時のロールバーは普通1本ですが Dean MOON によりこの車は2本になってます)。当時のレースカー全てがそうではありませんが、早さだけを求める傾向が強く、どちらかというと見た目は二の次。キレイでそして早いクルマが少なかった当時、この MOONEYES Dragster の存在 は少なからずとも影響大でした。 早いだけでなく美しくというのが MOONEYES 創設者 Dean Moon のスタイル、その魂を継承して 今の MOONEYES があるのです。その MOONEYES Dragster は1962年に NHRA Winternational "A" Gas Dragster クラスで 9.33 ET/160.14 mph で優勝、ドライバーは Gary Cagle。1963年には England に USA Drag Race Team として渡英、ドライバーに Dante Duece を起用し Exhibition Run を行い、その後はヨーロッパ各地を Revell社のスケールモデルのプロモーションで廻りました(余談ではありますがこの時のプロモーション以来、MOON は England で人気を得て現在に至っています)。当時の England では MOONEYES Dragster はセンセーショナルな出来事、その影響もあり今現在でも England では Drag Race が盛んで、日本とは比にならない位ポピュラーです。 |
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Revell 社のスケールモデル
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| 長くなりましたがそういった理由から、1996年クローンモデルの MOONEYES Dragster II が完成しました。ドライバーにはこの Dragster のシャーシメーカー "Dragmaster" の 製作者である Jim Nelson を迎えて、 Carlsbad Raceway で最初の Shake Down。その年の11月、NHRA Hot Rod Reunion に出走し3回のトライ アルを行い、10.41 ET/146 mph が ベスト記録。結局 Jim の年齢的な 問題からこの時以来 MOONEYES Dragster II は Raceway からしばらく遠退きます。 |
| 2001年を最後に MOONEYES は NHRA Funny Car のスポンサーを降り、そして Fred Larsen の Bonnebille Streamliner も Fred が引退。 レースシーンから MOONEYES の接点がなくなりました。ここで Boss が一念発起、勇気を出して MOONEYES Dragster II に乗ってみようと決心したのです。かくしてオリジナルの MOONEYES Dragster ドライバー、Dean Moon、Gary Cagle & Dante Duece、Jim Nelson、クローンモデルの MOONEYES Dragster II ドライバー、Jim Nelson(唯一 2台ドライブしたのは彼だけ) & Shige Suganuma。歴代5人目の MOONEYES Dragster Driver の誕生です。 |
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Carlsbad Raceway
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Goodguys March Meet
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| これでストーリーがつながりましたネ。Jim Nelson と同じ Carlsbad Raceway で Shake Down した後、Bakersfield で開催された Goodguys の March Meet に参戦して2002年3月、パンダ焼け気味に真っ黒に日焼けして帰国した Boss の動向が。 Carlsbad Raceway での Shake Down では15回の走行で、ベストタイム 11.36 ET/151 mph、そして March Meet では最終日の Elimination 前に1回だけ Exhibition 走行させてもらい、12.23 ET/150 mph という記録。March Meet は Nostalgia Drag Race という事もあり、今を時めく Young Rodders も多数集まる事で有名、彼らの間でも反応は凄かった、ガッツが無いと出来ない事だから。また「この年代のクルマが走るのを見て感動した、Thank You!」とわざわざ言いにきてくれる人がいる程反応が素晴らしかったとの事。当の本人である Boss に目標を尋ねると「うまい人がタイヤスモークさせずに走れば10秒を切れるクルマなんだから、10秒は切りたいね。例え操作が難しいって言ったって、昔の人も乗っていたんだからネ」と意欲満々、チャレンジに年齢は関係ないですね。この MOONEYES Dragster II と Boss の次回出走は10月の NHRA Hot Rod Reunion です。エア チケット代もこの頃なら安くなってます。是非応援しに行って下さい。 尚、MOONEYES Dragster II は普段は MOONEYES USA の Machine Shop に展示しています。USA Shop Tour で MOONEYES USA を訪ねて下さい。You are always Welcome です。 |
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Photo: DAYTONA Magazine
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