日記

ミニカーコレクション第6位、珠玉の逸品は観音開きであります!

寒い寒い毎日、皆様いかがお過ごしでしょうか?


先週ですね、こちらの横浜のCafeの看板描きに行ったのですが、計3日半の作業中、1日目は途中から雨、2日目は強風、最後の半日は超低気温となりまして、まともな天候で作業出来たのは3日目だけだったという過酷な作業となってしまいました・・・・



通り掛かりの方々が「お兄さん、寒くないの?」と声を掛けてくれるのですが「ハイ、変態なので全く寒さを感じないのです」と答えるしかありませんでした。寒いに決まってますが・・・・

真冬の作業は日没も早くてとっても寂しい気持ちになるのですが、ミニカーと力道山先生とベイスターズのことだけを考えて猛スピードで仕上げたあっという間の3日半でございました。ご注文有難うございました!!

という事で連載中の「44周年のミニカーコレクション、ザ・ベスト10発表!!」第6位となります。ベスト10なんて言ったはいいのですが、冷静に考えるとベスト10て本当に難しく、たった10台の優秀なミニカーを選択するのは
苦渋の思いで有りまして、ベスト1000にしたくなって来ました。

1000台紹介すれば、自分的にも納得出来るのですが、そんなことしてたら寿命が尽きてしまいそうなので、やっぱりベスト10にしておきます、ハイ・・・・

これまでの10位から7位は以下のモデルたちでした。



第10位がイタリア製Politoysの「BREサムライ」



第9位が西ドイツ製Marklinの「ビュイック・セダネット」



第8位が日本製モデルペットの「トヨタスポーツ800」



第7位が英国製Corgi Toysの「ロータス・エラン」
という順になっておりました.



そしてベスト10の第6位はアサヒ玩具のモデルペット製、品番No,1の「トヨペット・クラウンDX」とさせて頂きます。ついこの前である昭和34年10月発売の、これぞ国産ミニカーのパイオニアとなる珠玉の逸品なのであります。

戦後の復興期に当たる昭和30年代は、Made in Japanの玩具類は輸出用の花形産業としてティンプレート(ブリキ)メインに沢山作られておりましたが、ダイキャスト製のミニチュアカーというのは存在しておりませんでした。

最近プラモデル界では「国産最初のプラモデルは何?」という論争が上がっていて、これまでは長い間「〇ルサン」が日本で最初のプラモデルという説がまかり通っていたのですが、実はそれ以前に他のメーカーが先に作っていたことがほぼ判明し、歴史が書き換えられようとしています。私は門外漢ですが・・・・

日本のミニカー業界ではこのモデルペットのクラウン発売以前、前後にも実は「ミニカーらしき物」は作られておりました。揚げ足を取りたい方々からは「モデルペットは最初の国産ミニカーでは無いぞ!」と反論されそうなのですが・・・・



こちらはついこの前である享保9年創業の増田屋が昭和30年頃に輸出メインとして発売したのが「シルバーペット」シリーズでして、クロームメッキされた車体にフリクションモーター内蔵という玩具的なモデルでした。



こちらはとりあえず「ビュイックのクーペ」らしきものと判別出来るのですが、隣りに並べた同年代の外国製ビュイックのモデル(白/赤)と比べるとミニカーというより単なるオモチャにしか見えません・・・・



こちらの倉持商店製のモデルはとっても小さくてグリコのオマケ程度の大きさで、スバルやミゼット等とりあえず車種判別は可能ですがただの駄玩具に過ぎませんね。今日、これらを見つけるのはとっても大変なのですが・・・・



同じく倉持商店製の50’sアメ車群ですが、これらもアメリカのLINEMAR TOYSブランドで主に輸出目的で製造されていました。下請けみたいなものですね。日本国内にも少し流れたようで、手持ちのパッケージには当時のデパートの値札が貼ってあるのもありました。

出来はまずまずなのですが、キャストの質が悪い物が多かったらしく、まるで時限爆発装置がついているように、ある一定の期間が経つとボディーにヒビが入り最後はバラバラになってしまう恐れがあるという恐怖のミニカーなのです。幸い手持ちの物は他にもあるのですが、全て製造後60年経過しても未だ爆発しておりません。とってもラッキーですな!



これらのビュイックや正体不明のアメ車みたいなものも、パッケージが全て英語で表記されていて、国内向けというよりも輸出用という事が分かりますね、あくまで「ミニカーらしき物」です。



という事でこれらのモデルは、時系列では確かにモデルペットのクラウンよりも先、あるいは同時期に作られていたことが判明していますが、とてもスケールモデルとして考えるにはお粗末過ぎまして、輸出メインや駄菓子屋行き?という販売体系を考えると、Wildman的にはやはり「国産ミニカー第一号」の栄誉は問答無用でモデルペットの品番1、トヨペット・クラウンDXで決まりなのです!!



観音クラウンのプロポーションを見事に再現し、車種的にも王道でスケールも1/42とほぼ国際規格標準のスケールで作られた事もポイントが高いのですな。アポロ・ウィンカーも最高なのです。未だハンドルやシート、サスペンションは付いておりませんが、迫力あるプロポーションがそれらを帳消しにしてしまうのです。トランク左下にはOverdriveのエンブレムまで彫ってあるのでした。



当時このミニカーをデパートのショーウィンドウで見て興奮された黎明期のコレクター様の気持ちが良く分かります、私は不覚にも生まれておりませんでしたが、ああ残念・・・・



モデルペットを販売したサンタ印の旭玩具(のちにアサヒ玩具)は、昭和35年の玩具自由貿易化の流れに沿って、英国製のCorgi Toys、Dinky Toys、フランス製のSolido、イタリア製のMercuryといった当時の一流ブランドのミニカーメーカーと手を結び正規代理店となってミニカーコレクションの啓蒙活動?を務めておりました。

同時に自社ブランドの国産ミニカー、モデルペットも販売し昭和48年までに78車種を発表しましたが、昭和54年に倒産の憂き目にあってしまいました。ママレンジやピンクレディーのグッズが懐かしいですね。



これはモデルペット最初期のリーフレットになりまして、一台¥170の定価となっております。マツダ三輪トラックや、ミゼットMP、こだま号も載っていましたが、残念ながらこれらは発売には至りませんでした。



裏面には「ヨーロッパや北米では自動車や飛行機の、小さな模型のコレクションが大人や子供の流行になっています」と書いてありますがWildman的には今でも現在進行形なのであります!!



昭和34年はクラウンのみの発売でしたが翌年からはこのように順を追って次々と素晴らしいモデルたちが発売されたのでした。クラウンDX、マスターライン、トヨエース、ランドクルーザー等、ナゼか最初はトヨタ車ばかりで、まるで60年後のトヨタの一人勝ちを予言しているようにも感じられるのです・・・・・

おまけで他の国産ミニカー黎明期のモデルを少しだけ紹介致します。



こちらの初代トヨエースはマルサン製のモデルで、ほぼモデルペットと同時期の発売なのですが、マルサンは他に英国Dinky Toysのモデルを勝手にコピーして発売していて、このトヨエースが唯一のオリジナル金型モデルとなります。 車種的には珍しい物なので、出来はともかく国産ミニカーのコレクションとしては外せないモデルになっています。ドアーに貼られたカタカナの「トヨエース」デカールが泣かせますね・・・・



そしてこれは中山商店がミニチュアペットというブランドの第一号としてついこの前の昭和37年に発売されたオペル・カピテーンになります。品番はNo,1なのですが、これ一台の発売に終わったというナゾのミニカーブランドなのです。しかも選んだ車種がオペルという地味さ加減が余計にミステリアスです。又、パッケージもモデルペットを意識したのかそっくりデザインの赤箱となっています。しかし年式違いのオペルのイラストを描いているところがご愛敬なのです・・・オリジナルのタグ付きは結構珍しいですね。

きっと中山商店の社長さんがオペルに乗っていたとか、会社の隣りの駐車場にいつもオペルが停まっていたとかという理由に違いありません、たぶん・・・・・・



出来は結構良くて、塗色もいい感じで、ラップアラウンドのウィンドウを持つ年式のカピテーンの魅力が伝わって来ます。



面白いのはインテリアがティンプレート(ブリキ)でシート等の内装を絵でプリントして表現し、まるでブリキ玩具のような風情となっております。昔から珍重されていたミニカーですが、コレクションとして大切にされて来たのか、意外と多くの台数が21世紀現在でも残っている感じが致しますね、ハイ。

今回でやっとベスト6まで発表致しましたが、勢い余ってベスト100までやりそうになったら警告をお願いします!!
Wildman
フリーハンドで車や Motorcycle はもちろん、1-Shot Paint がのるものなら何でも直線曲線のラインを組み合わせて表現する Pistripe Art や、レタリング サイン、世界中のイベント ポスター デザインや Clothing デザイン等を行うのが MOONEYES Sign & Pinstripe Studio。日本で最初のプロピンストライパー Hiro "Wildman" Ishii があなたの Dream を想像しているモノ以上に叶えていきます。

お仕事のご用命は、E-mail または お電話にてご連絡ください。

MOONEYES Sings & Pinstriping Studio is headed by MOONEYES Official Pinstripe Hiro "Wildman" Ishii. No matter if it's lettering, pinstriping, designs, signboards, placards, airbrush, gold leaf, or something out of the ordinary, small or large as long as it can be hold still, consult with Wildman as he will get the job done and he will grant your Dream than you expect.

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