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MOON Space Agency Staff PAN's USA Trip Report

皆様ご無沙汰しております。MOON Space Agency "Pan" Sumiです。お久しぶりです!! なかなかこういう機会がないのでテンション上がっていますよ。いつ以来ですかねTrip Reportは。相変わらずあっちに行ったり、こっちで食べたり楽しい日々を過ごしております。

今年も5月中旬、静岡のLINKから始まり、関西~九州を一週間ちかく廻りながらKid Rockerと激走した熊本FTW、静岡~愛知を僕のFalcon Sedan DelivaryでShige-sanと向かった鈴鹿SCN......もうイベント三昧です。最近は、廻りきれないほど毎週のように色々なEvent があります。"Event"って会場でクルマやMotorcycleを観る事だけでなく、「行こう!!」って仲間と計画する事から、道中やそこで出会った方々とお話する事、帰りに眠くて眠くてどうしようもなくなった事も、全てが日常から離れて体験する事なのでいつまでも覚えています。楽しかった思い出はもちろん、大変だった事も振り返ると楽しい思い出になるから不思議です。
そんな感じそのままの勢いでUSAに行って参りました。今回の出張の目的は.....色々です。ガッチガチに決まっていても楽しくありません。ふわふわな感じで計画性の無い人間のUSA Trip Reportのスタートです。

まさかのエコノミークラス満席から繰り上がったプレミアム エコノミーも素晴らしさを体感する前に、いつも通り離陸前に眠りに入り、まぁいつも通り一回も席をたたず、もういつも通りあっという間にロサンゼルスに着陸で起床です。今回はLAXからMOONEYES USAまでTAXIで行きます。陽気な兄さんが120%のスマイルで両ひとさし指を僕を差し「Taxi?」と聞いてきたので、両親指を出して 「Yes!!」これで完了!! 窓を全開にしてUSAに来たんだって実感します。

MOONEYES USAに到着。先にUSAに到着していたShige-sanと速攻で出掛けます。行き先はPomona. 18回目となる SO-CAL Speed Shop のOpen House に向かいます。SO-CAL Speed Shopと言えば皆さんご存知 Hi Qualityな Hot Rod & Customを制作するShopですから、Factory内を解放する Open Houseとなれば、そりゃもう….。 何年も前から、何回も何回もこちらのOpen Houseは写真で観ていましたよ! テンションは上がるわけです!!

Shop前のStreet はPoliceが誘導の元、半分がParkingとなっており、Factoryの中では、以前制作されたHot Rodや、現在進行中のクルマ(リフトで上げずに鉄板のジグの上に置いて製作されている完全本気仕様のレースカーなんて僕の日常ではまず観れません…)まで観る事が出来、外では、Vintage Drag Race Car が Cacklefest で来場者を楽しませています。
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おぉ〜カッコいい〜!! 個人的にどストライクな車輌が….。Gene Winfieldが製作した "PACIFICA" 皆さんもう知っている方も多いと思いますが、今年のYokohama Hot Rod Custom Show2014 のGuest Carです!! 何がどうなったらこういうデザインをイメージ出来るのか…ひとつ間違ったらアウトですよ。Gene-sanはやっぱりLegendな訳です。しかもこの突き刺さるような日射しの中、サービス精神全開ですから。

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おっと!! 今気付きました? Tire & Wheelを観て下さい。生意気ながら "PACIFICA" と僕のFalcon "Pantastic" のTire & Wheel 似てませんか? ちょっと並べてみてもいいですか?完全に浮かれているのは僕だけなのは百も承知ですが、皆さん薄目でもう一度確認して下さい。あぁ〜似てるでしょ!!
はぁ嬉しい….。
脱線してすみません。とにかくShopの敷地内も外のStreetもCar Show状態で圧倒されました。大型のケータリングカーもあり、僕にとって完全にエンターテイメントな空間。誰でも自由に中に入りShopの雰囲気を楽しむ事が出来る Open HouseというEventは初めてでしたがあっという間に時間が過ぎていきました。

SO-CAL Speed Shop を後にして、今度はすぐ近くのWalden Speed ShopのOpen Houseへ。タイムスケジュールがうまく組み立てられている事がここに来てわかりました。こちらのOpen Houseは午後5時から。SO-CAL Speed ShopのOpen Houseを観てからこちらに流れてこれるようになっています。なるほど〜。まだ5時前なのでOpenを待つ人が凄い事になっています。このShopがどれほど注目されているかこの人の数でわかります。Walden Speed Shopは2005年にStartしたまだ新しいShopながらメタルワークには定評があり、オリジナルのボディーパネルや、Deuce Frame等を製作販売しており、Project Carが The Rodder's Journal 誌にも取り上げられている実力派のShopです。Openと同時に一気に人が動き始めたので僕も流れに乗ってFactoryに突入します。綺麗に整理されているShop内には大型の機械がゆとりを持って配置されShop Staffが本物の零戦のシートを計測し製作したシートの説明を製作工程の写真と合わせてしていました。が…Openしたばかりだからでしょうか。人が多過ぎて展示している車輌に近づけません。いつの間にかShop外に流れ出て外にParkしている車輌を観ながら初日が終了しました。
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明けて土曜日。朝からEvent会場に向け出発です。今日から記念すべき50回目となるLA Roadsters Show & Swapが始まります。このイベントも毎年写真で何回も観ていましたから楽しみでした。ただ、数年前に訪れたGrand National Roadster Showとの違いや、このEvent の魅力を知りたかったので、同僚の"Kid Rocker"松井に聞いていました。

毎年この時期に行われる、Car Show & Swap Meetで、1936年までのRoadsterがエントリーのレギュレーションになっており、アメリカ国内だけでなく、世界中のHot Rodderが集まるイベントで今年で50回目。

この手の車に興味があり、探しているPartsがあるなら1度は行って見る価値があるイベントで世界中からHot Rodderが集まる為、MOONEYESをはじめ、CaliforniaのHot Rod Shopは、LA Roadsters Show & Swap 前後は、大忙し!!

Swap Meetは売り手も、買い手も玄人の集まりなので、マニア心をくすぐるPartsがたくさん集まり、Swap Meet目的に集まるHot Rodderもかなり多い。アメリカで行われるイベントは、どれもそうだけど、ヒストリーとスケールに驚かされる。LA Roadsters Show & Swapもそんなイベントの1つだ!(だいぶカッコ良く決まりましたね…先輩…って自分も行ったことないじゃん!!!)

なるほど!! MOONEYES Shopから、ちょっと外を覗きにいくと信じられないくらいの数のRoadsterが停まっていたり、移動していたり…..。


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「よし! じゃ動くぞ!!」Shige-sanの一声で、会場内に動き始めます。タイミング良くここでDeuce Factory 笠井さんとお会いし、合流。一緒にまずSwap Meet Area に向けて進みます。この時、「あれ?」と感じましたが、まだ思い出せずお二人についていきます。それにしても会場がデカイ!! 何処まであるんだろう。あわよくば、何かパーツ買うぞ!!的な事も当然ながら考えていましたが、最初は目で追いかけるだけで精一杯。決断するのが早くて慣れているお二人を追いかけていくと最初に感じた「あれ?」という感覚が何なのか思い出しました!! 前にShige-sanと笠井さんがSwap Meet の会場で写っている写真を観た事ある!! 僕の業務上、Dean MOONやShige-sanが撮影した写真を目にする機会は多いのですが、何故かこの時、前に観た写真と同じ世界に自分がいる事が不思議でした。「こういう事もう30年続けてるのかぁ〜」と言いながらShige-sanと笠井さんはもう先を見ています。「お、このTool Box安いぞ!!」Shige-sanの声に反応します。安い…欲しい….けどまだ先があるし…洋服ダンスくらいあるTool Box押しながらは無理っしょ…いやでも買っちゃおうか…もう足パンパンですけど…とまぁ簡単に言うとビビっていると「又、帰りに来よう!」という事に。ですよね!

※左から Dean MOON、Shige-san、Duce Factory Kasai-san, Pomona Swap Meet in 1986
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何かに焦りながら進んでいると今度は、Staff田島君が探していた1953-54 Chevy 用のVisorが!! とりあえず値段を聞き、そして全Shop見終わった!! さ、さっきのTool Boxの所行きましょう! と最短ルートで戻ります。あれ、確かかこの辺だったはず、写真撮ってるしと確認するとやっぱり無いじゃん!! マジか!! 「誰か僕のTool Box知りませんか!!!(勝手に僕のにしてました)」と叫びたくなりました。「そんなもんだよ」大先輩のお言葉を頂き歩いていると先程のTool Boxよりも小さいですが、雰囲気があるTool Boxが。これならクルマの中にもおけるし現実的で丁度いい!! 即決で購入です。良かった本当に嬉しい瞬間でした。購入したShopで見覚えのある人がいると思ったら写真家のTim Suttonでした。僕にとって、人の感情を動かせる写真を撮れる人というのは尊敬以上の存在です。昨年もそうでしたが、今回も偶然お会いする事が出来て嬉しかったです。その後、Event 終了近くに田島君のVisorも購入し任務完了です。

それにしても、この会場にRoadsterでエントリーされている一台一台が気になりますが、Car Showで来場している車輌も気になります。全部しっかり観ていたら二日間でも足りませんね。今年から "Kid Rocker" Matsuiと同じ部署となり、正直クルマの話しは全く合いませんが、色々な事を聞ける機会が増えました。最近「Hot Rod にHemi Engine載せているのカッコイイよね〜」とよく聞いていたので会場でHemi を積んでいるHot Rodを観ると「おぉ〜こういう事か〜」とまじまじと覗いてしまいます。そして以外に思ったのがRadial Tire を装着しているHot Rodが多かった事。実際にガンガン乗っている人が多いのでしょうね。50年続いているEventですから1回目の時に30歳だった方が80歳になっている訳です。歴史が違います。だからなのか会場にいる人達を眺めているだけでも雰囲気がある楽しいWeekendでした。
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明けて月曜日。今日はMOONEYES USAで 2015 MOONEYES USA Catalogの製作をスタートします。そうです。MOONEYES USA で使われているCatalog の製作も僕たち MOON Space Agencyの業務です。なかなか日本では、お目にかかる事がないのですが、販売している商品も日本で取扱いのないアイテムもあり、通貨も違えばサイズ表記も違うので全く別のモノという印象ですね。今日は表紙に使う写真や衣類の着用カットの撮影から始めます。僕がMOON Space Agency に所属していて一番魅力的に感じている部分は色々な対象物を撮影する機会があるという事。クルマやMotorcycleを撮影するのは勿論ですが、MOON Cafe のMenuを撮影するのも、人を撮影するのも僕たちMOON Space Agencyです。それぞれ難しい!と常々思いますが、失敗しないと何も覚えられないのでとりあえずやってみて失敗して考えて…..。なので、このような業務を担当出来るチャンスがあれば喜んで!! それでは、今年のCatalog に掲載するカットを少しだけ…





火曜日。今日はHCS2014 Guest Motorcycleに決定した1970 Honda CB750 K0 "Cherry Blossom"をBuild した Kiyo's Garageにお伺いしました。Shop OwnerのKiyo-sanとは、僕が今まで訪れたUSA出張の際、度々お会いしています。忘れもしない2008年初めてのUSA 出張の時にお伺いした Garage Company で黙々とCBを製作されていたり、2012年Bonnevilleで撮影をしているとHD Knuckle に乗って単身で来られたKiyo-sanにお会いしたり….。なので今回 Guest に決まった時「おぉぉぉ〜!!!!!」ってなりました。去年の3月に同僚Staff Murakamiと伺った時は、「今度作るバイクはですね…」とKiyo-sanが言いながらバスケットから出されたバラバラのパーツが、後の"Cherry Blossom"になり、6月のBorn Freeの時は、完成したばかりの"Cherry Blossom"の前で行われた結婚式も参加出来ました。、そして今回のHCS2014 のGuest 決定….嬉しかったです。


今回初めて"Cherry Blossom"の走行も観させてもらいましたが、Turboの加速って本当に凄いですね。驚きを通り越して笑ってしまいました。12月7日日曜日、パシフィコ横浜で開催する 23rd Annual YOKOHAMA HOT ROD CUSTOM SHOW 2014 が今から楽しみですね!! 皆さんカレンダーへのチェックはOKですか? Kiyo-san のライドイン観ないと後悔しますよ!!




そして水曜日は帰国の日、USA Catalogに掲載する商品撮影を行い空港へGo!!! 今回もギリッギリまでUSAを満喫して参りました!! 歴史も違うのでアメリカって凄いなと思う部分もやっぱり沢山あります。ただ、この一ヶ月半くらいで国内もEvent を含め色々廻り日本だって凄いと感じた事も沢山ありました。だから楽しいんだと思います。皆がEnjoy出来る事が一番です。HCSがLA Roadster Showのように50回を迎えたら、いったい何歳になってるんだ? 64歳かぁ。会場全部観る事出来るかな〜と帰りの飛行機で考えていました。

またお会い出来るのを楽しみにしています! 最後まで読んで頂き有難うございました!!
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