先日、初めてLEGOを作る機会がありました。男40歳今更かよって感じがしますが、スタートなんか何歳でもいいんです。
自分が小さい頃はLEGOなんて微塵も興味をしめさなかった…….いや…はたしてLEGOの存在を田舎で育った僕は知っていたのか….全く思い出せません。
幼少期の僕にとっての大都会のショッピングセンター、ダイエー成田店2Fのおもちゃ屋にLEGOなんてあったのだろうか。無かったはずです。
幼少期の僕にとっての主要幹線フリーウェイ、東関東自動車道 富里インター近くのハローマックにあったのだろうか。無かったはずです。
ヤングオートが家で積み重なっていたのは鮮明に思い出せますが、LEGOブロックが積み重なっている光景は、友達の家でも見た覚えがありません。
ギリギリ都会っ子がルービックキューブとかマジックスネークを持っていたような気もしますが、小学生の僕にとっては、年明けのヤングオートで読者からの年賀状ページに「成田レーシング」のZが載っていた事の方が、よっぽどゾクゾクしていました。
「ダイエーに行けばあのZに会えるかもしれない!!!」って。
僕の中で、そんな うす塩味的な位置付けのオモチャの一つであるLEGOですが我が家の娘は、毎日毎日、夢中になってLEGOで何かを作っています。
電車を作ったとか、お家を作ったとか、ガシャガシャガシャガシャ…まぁ楽しそうな事….と見守りながらも、僕は今まで一緒に参加してLEGOで遊ぶ事はありませんでした。特にこれといって理由はないのですが、一緒になって作ったり箱に写っている写真通りに作り上げるのは、もっぱら家内なので、僕はもっぱら応援係的な立ち位置にいました。
そんなこんなで、先日のMOONEYES Area-1 2018初売り後、帰宅したら娘に「パパが電車作って」と突然言われ、初めてLEGOに正面から向き合う事になりました。
いやぁ〜…….面白いんですね LEGOって。今更なんですが。誰もが夢中になるのもわかります。取扱説明書とかが大の苦手な僕でもすぐ楽しめました。想像力だけでもとりあえずは、カタチになりますもんね。
娘の前で何も考えていないように見せかけておいて、実はブロックのカラーをグラデーションにしちゃってるんですよパパは! 的な感じでオーバーアクション且つドラマチックに作り上げた機関車を横から見たり、俯瞰で見たり。内心「記念に写真撮っておきたいな」という衝動に駆られましたが、グッと堪えて「じゃぁ一緒に片付けよう」と未練なくバラバラにして一緒に片付ける。なんか大人な感じです。
昨日も早く帰宅したら「今日も電車作って」と。最寄駅が無い地域で育ち、電車の知識がぼぼ無い父親ですが、ヘリコプター機能付きの機関車という、もはや何の乗り物かわからない作品を昨日作り上げていました。
そんな年明けでございますが、改めまして皆様明けましておめでとうございます。
なんだかんだで、アイツ、スマートに年を越せたなと思われるかもしれませんが、まだ2017年の総括も出来ていませんし、未だにやり残している残務を急いで進めている状態です。急がないとマズイですね。
2017年は…..いや〜まだまだ総括が出来る状況じゃないですが、早いとこ終わらせて2017年に考えられなかった事をバンバンやってみたいですね。そう新しい事を始めるのは一番好きなお仕事です。
僕のFalcon “Pantastic” も昨年、2017年 Custom を進行しました。意識していないのですが、4年周期で進行しているようで、今回も前回の Customize から4年、少しずつではございますが、いろいろな方のご協力のおかげで進める事が出来ています。今回は、ルーフの大きな凹みを直して色を入れるというのが当初の予定でした。ベージュのつや消しから今回は、パールペイントでカラーは、バーガンディーからブラウンのフェードで艶有りに。ここで一度実車を確認しながらルーフのカラーとボディーカラーのバランスを合わせていくように、ピンストライプのラインを追加しました。以前に比べると二倍、三倍、四倍近くのラインが新規で、又はカラーを変えて入りました。今回の作業も、全て全幅の信頼を寄せているところへお願いしています。もう10年以上お世話になっていますが、無知で常にドタバタ焦っている僕が、やりたい事を「1」言わなくても、全て分かってくれていて「10」進めてくれている事は何物にも代えがたいです。そうでなければ、この姿にはなっていませんから。
次は4年後….ではなくもうちょっと前に又 Customize 出来たらと思っています。なんせ今年はあの Custom Hill 復活って聞いていますし。ゾクゾクしますね。
第1回目の Custom Hill の時は、22歳でしたが、月日は流れ今年は本厄41歳。
2018年も宜しくお願い致します。