前回のブログから間が空きました。
そう、前回2026年12月6日に開催する Hot Rod Custom Show (以下HCS)の告知 Poster が描き終われば良いなと書いていましたが、ようやくようやく。
長い道のりだったような気もしますが、終わってしまえば色んな事が吹っ飛んでしまうもんです。
しっかり者ではなく、オッチョコチョイのズンドコタイプなので「なにかが」終わった途端、忘れる事も多い。
過去のデータの問い合わせを受けた時、「えぇー!! そんな事、僕してました?」って事が、たまに(稀に(まぁまぁ))あります。絶対ダメですよ(ダメ絶対)。同じ部署の皆は、こうならないでね。
なもんで、入社以来、最低限、データは1ヶ月単位の「時間」で纏めて管理するようにしています。内容とかファイル名がアタマから吹っ飛んでいても「何年の何月ぐらいか?」がなんとなく分かれば、その月のデータへ遡ればなんとなく見つけられます。
お客様とお話しする時は、手帳に。
イベントの事をお話しする時は、ノートに。
自分の責任で作った写真とかデザインのデータは、忘れても自分が悪いんで気合いで探せば良いんです。
けど、「人」とのお仕事の場合は、「誰が」「どんな事を」ご希望しているのか、しっかりアタマに入れておきたいので、手帳とノート、分けて残していくようにしています。
人それぞれだとは思いますけど、僕の場合、声をかけてくれる人、自分の妄想を具現化してくれる人、ピンチの時助けてくれる人、皆さんがいなければ日々が成り立たないのでそこだけは、しっかりしなきゃと考えています。
全部しっかりしろよってハナシですけど、なかなかどうして忘れっぽくてすみません。
よし、たまには制作物の事を書こう。忘れないうちに。
“春の恒例「HCS Poster」制作記”
初めてかも。こういう事をブログに書くの。
今回の Poster を描いたのは、3年前に行った SEMA 出張の時に感じた経験がきっかけです。
その時のレポートがこちら。Vol.01 , Vol.02
このSEMA出張の時、ラスベガスの街の看板を見て、ひっくり返りました。この時のレポートでも書いていますが、もう夢しかない。こんな世界をグラフィックデザインで作ってみたいなーと漠然と考えていました。

【セブンイレブンかよ! って思われるかもしれませんが、このラスベガスのセブンイレブンの看板は行く前から見たかった!!(他にも沢山看板を見てまわりましたけど)】
とはいえとはいえ、なかなか制作の機会もなく、そんな事に挑戦する度胸もなく、スキルもなく、時は経ち2026年。
おぉ〜そういえば描きたかったんだった!!あの夢の世界を!! となり無謀にも描き始めた。というのが経緯です。
実際にカタチがあって正確にグラフィックデザインでデータを起こすのは、得意(パスだけで似顔絵も描けます)ですけど、空想の世界をカタチにするってのが、本当に僕は苦手なんですよ。
実在しない頭の中のモヤモヤのイメージをカタチにするのって、皆どうやってんですか?って聞きたくなります。そういうのが(そういうのでなくても)得意なのが Wildman だったり、michi”Natoo”なんでしょうね。頭の中でどうやって処理しているんだろう。心底尊敬しますよ。
でも、もうやる!!やったる!! やったったる!! て覚悟決めたら、のめり込んで勉強するタイプなんで(追い込まれないとやらないタイプ)、とにかく少しずつでも進めていくしかありません。
日中の時間帯は、お客様対応や打ち合わせだったり、事務的なお仕事がメインで、週末はイベント出張。だいたいこのPoster Designのお仕事は夜遅くの終業前の最後の1時間とかそういう感じで進めていました。なので、途中経過を知っていたのは、同部署 隣の席の Taxi Hatanakaさんと、Kawaiさんしか知らなかったと思います。(連日、夜な夜な駄菓子のトンカツ食べながら)
まずは、どんな「看板」を作りたいか、ベースを作る事に集中しました。
この時は、まだ「平面」で描いています。平面で描いているのは、「いきなり立体的に描けねー」って判断ですね。いきなり立体は絶対無理。
同時にポスターを制作する上での基本的なZ型の視線誘導、情報配置の優先順位を考えながらベースを組み立てていきます。
根が暗いので、一度集中するとのめり込みます。暗い人間が鮮やかな Poster を描くってどうかしてるかもしれませんが、描きたいんですから、どうしようもありません。
もうちょっとずつちょっとずつ。
進んだら、自宅に描きかけのグラフィックを持ち帰って、寝落ちするまで「ここは、どうしよう、こうしよう」と妄想を繰り返します。
はい何度も言いますが、根が暗いんですよ。閃いた事だったり、翌日の内容を毎回自分にメールしていました。
もう空想の世界を描いているんで、何が正解かもわかりません。めちゃくちゃ不安な時期ですここらへん。でもここならまだ「平面」で描いているんでいくらでも修正や追加を左右対象で出来る時期。
で。ここで一発、覚悟決めて、平面上で描いていくのを終わらせます。
ここから立体的にデータを描いていきます。
文字に起こすと超絶地味ですけど、この時点で、パースつけて、立体的にしたんで、もう大きくデザイン変えられません。ドキドキですよ。僕はドキドキしていますけど、グラフィック自体はたいして変化がないので、Taxi-san も Kawai-san もリアクションが取りづらかったろうに…。
ここで、今度は「ここはネオン」「この部分は電球」「ここは、枠組みで枠を起こす」と看板自体の光らせ方を、考えていきました。
全て妄想の世界から線自体に詳細の仕様を決めていく作業になります。

昨今、AIも凄くて、業務に活用していく事も増えましたが、さすがにこの Poster に関しては、やっている事が細かすぎて活用しようとは1ミリも思いませんでした。
ここから、ようやく具体的な看板作りが始まりました。劇的に見た目が変わっていくタイミングです。

「ここは光を強くしよう」「ここはボカしていこう」「この部分は枠組みで光をさえぎらないと」…もうブツブツ考えながら、光を重ねていきます。
しばらく線だけの世界だったので、色が入ってくると、自分自身も明るくなってきたんじゃないかと錯覚すら感じるほどの変化です。
今度は、メインの看板の背面にある背景を考え始めます。ひたすら妄想して、カタチに起こします。ほぼ修行みたくなってきました。でも全く苦ではありません。そういう人間です。
完成。
作っている最中は無我夢中ですが、もうこの段階では、完成したから嬉しいとかの感情ではなく、「安心・安堵」の部分が大きいです。「楽しかった〜!!!」という気持ちもあります。
やっぱり HCS というイベントは非日常の世界の集大成の1日ですので、夢のある世界を象徴した Poster にしたいという気持ちが一番大きかったです。
Poster の描き始めの最初っから、描き終わった最後まで、そこはブレずでした。
毎年恒例の HCS 春の告知第一弾 Poster Design のお仕事も無事完了し、ここから本格的に告知開始となります。
今年のHCSは 12月6日開催です。(詳細はこちらをご確認ください。随時更新してまいります)
既に春のイベントシーズンに突入していて、毎週末どこかしらのイベントに行っていますので、今年のHCSについて、何かございましたらお気軽にお声掛けください。もう本当に遠慮なく!!
今年も皆様よろしくお願い申し上げます。
MOONEYES 広報 Pan Sumi
※6月初旬に健康診断(世界戦)があるため、絶賛減量中。あと1ヶ月かー。間に合うのかな。








