Monologue

文字+文字+文字…

いや、ちょうど今なんですけど、これから始まるとあるメディア媒体の原稿を読んだんです。 プロのライターの方が書かれた原稿です。僕のいつもの駄文じゃありません。

もう、ちょっと衝撃的すぎて。

なんせどんどん惹き込まれていくんですよ世界に。A4用紙で8枚ぎっしりの原稿が息継ぎ無しで一気に読み進められたんですよ?さすがすぎて、読み切った時に真剣に思いましたもん「すっげぇ〜」って。

いっつも思うんですけど、文字を組み立てて文章を作る事は、ピアノで音楽を演奏するのと似てるんじゃないかなと思うんです。いやピアノ弾けませんけど。

誰でも鍵盤を押せば、音は出せるじゃないですか?でもそこから伸ばしたり、繋いだりして音楽として聞いている人をうっとりさせる事が出来る人ってそうはいない。

文章も同じなような気がするんです。一文字二文字ぐらいだったら、なんとか書けますよ。でも組み立てられません。

僕は、漢字を書くレベルも相当低いので…手書きだったら、もっともっとアウトでしょう。数年前まで同僚だった Steve からよく「スミ!! この漢字わからないよ!! 読んで!」と聞かれてましたけど「僕に聞くなよ! 読めるわけねーじゃんか!」「そうだった! Ha!!」ってお約束のやり取りがありました。

もう遥か昔ですが、Steveと僕でメールマガジン(MOONEYES Mail Magazine(MMM))をやっていた頃なんていつだってギリギリ。土曜日の配信(12:00)直前までメールマガジンが完成していない事もしばしばでした。一度、お互いの時間が無さすぎて、Steve が Hot Rod Custom Show の日本語版の販売商品の告知を急いで作っている時があったんです。その時、おそらく英語で「今年が一番熱いぜ!!」的なキャッチを直訳して日本語で入れたんだと思いますけど、Steveが日本語でドーンと「今年もイマイチ!!!」って打ち込んでて、衝撃的すぎて椅子からひっくり返った時がありました。おそらくその時、一斉配信の直前で時間的に真面目に危険なタイミングだったんですけど、僕が完全にツボに入ってしまって笑い転げているので Steve が「スミ! 早くしろ! 間に合わない!! 何がだめなんだ!! 」って怒り出した時があったなぁ。今思うと、文才あるわーSteve。年柄年中 Shige-san に「二人ともうるさい!!」と怒られていました。それを考えたら今は凄い…皆の優秀具合が。

幼少時代だって、いいとこ”読書感想文”が自己ベストの大作でしょう。とてもとても文章なんか書けるわけもない。だからなのか、憧れがとても強い部分でもありました。写真もそうですけど、意識されていなくても「あぁ!この文章(写真)○○さんの書いた原稿(撮影した写真)だ! くぅカッコイイ〜!!!」とわかる時があります。素人の僕からすると「誰」が書いたかわかる文章であるほど大好きです。

なんでもかんでもというか、僕は全ての要素がゼロのところで MOONEYES に入社したので、この場所で覚えてきたことが全てです。そして、今でも一番苦手なのが作文です。まぁというか、もうというか、とにかく遅い。

商品のキャプション書きや、カフェメニューのテキストは別として、入社して初めて原稿を書いたのは、かれこれ12年前の2009年。 MOON International Magazine Vol.4 の本牧特集の時。本気で何も書けず、冒頭文章だけで丸々一週間固まった記憶があります。今さっき、どんな事書いたかなと読み返してみましたが、顔が真っ赤になるくらい恥ずかしい…キャー。でもこれを書いた時、Shige-san に真顔で「怒らないから、どこに出ていた文章なのか言いなさい」と言われたんでした。さすがにそんな事をする度胸も余裕もありません。搾りかすも出ないぐらい燃え尽きて一週間で書いた6行は恐ろしく長かった! その後も対して変わらず成長せず。全て、MOONEYESの恵まれた環境と、業務を通じてお知り合いになれた社外の人たちのお陰で、原稿を書くチャンスを頂きましたが、毎度毎度気付いたら朝でしたシリーズばかりでした。

これじゃマズイ!! と作文訓練の為に、始まったこの独り言ブログも来月で早6年です。

先ほど拝見した文章のようには、到底たどり着きませんが、兎にも角にもいつでも書き出せるよう、頑張らないとと感じた今日6月26日でした。

いやぁ読みものって良いですねぇ。凄いチカラがあります。

MOONEYES 広報 Pan スミ

今日の写真は内容と全く関係ないのですが、ホヤホヤのPosterです。2021 MOONEYES Open House!!