つい先日、僕のなかの「2021年版 世界タイトル戦」が終了しました。
決戦の日時は、5月31日(月)午前8時ゴング。4月から5月の間でいつでも設定出来る、毎年とても優しいご案内なのですが、毎年即答でギリッギリまで遅く設定しています。
そう、僕のなかで「世界タイトル戦」と呼んでいる一大イベントは、”健康診断(人間ドック)”。
有難い事に毎年受けさせて頂いています。なのになのに、見た感じでご存知かと思いますがなんせアレがアレで色々ありまして、ここ数年の戦歴はKO負けが続いています。
去年は、コロナ禍の影響で7月まで遅れたのですが、今年は、例年通りの春開催。
まぁ今年は相当の苦戦になるだろうと自覚はあったんです。なんせ昨年の世界タイトル戦以降、朝の着替え時に感じる自覚症状や会う方々から「あれ?太った?」って声を頂いていたのでいつぐらいから動き始めるかが肝になります。
3月上旬、意を決するしかありません。いや「明日体重計乗って現実知るから、今のウチにいっぱい食べとこ」って、前日にそんな行動をしてたくらいですから、ちっとも意は決していません。
半年以上使用していなかった体重計に恐る恐る乗るところからスタートです。前年の結果はボクシングの階級でいうとクルーザー級でしたが、さぁどうでしょう。
いつも思うんですけど体重計って、もうちょっと確定結果が出るまで時間かけてくれれば良いのにって思うんですよ。もう一瞬じゃないですか。心の準備なんか出来てないのに、洗面所で敢えて響きわたるであろう電子音と共に瞬時に現実を表示するんですから。僕が体重計メーカー勤務だったら、絶対ドラムロールからの前回測定時からの増減で効果音変える体重計作るのに…おめでとう!グッジョブだ!とか大丈夫!気にすんなよ!とか。結果は、まさかの半年で10kg増、ヘビー級を軽く超えてきている結果でした。おぉ…。入社時は、ボクシングでいうスーパーウェルター級だった体重もミドル級へ、そしてスーパーミドル級、ライトヘビー級、クルーザー級から2021年ヘビー級に到達したわけです。「どうだった?」電子音が洗面所から漏れていたので、キッチンにいた妻からにこやかに聞かれ、現実を正直に、正確に報告です。
よく○○太りって言葉を聞きますよね。それこそ数えきれないほど種類はあると思います。ダイエットの種類と一緒ですね。ひょっとして○○太りなんじゃないのぉ〜と言われる時もありますが、はっきりとまっすぐと言えます。僕の場合は、答えは一つです。○○太りなんかじゃありません。それは、ただただ「食べている」からです。はい、何かのせいになんかしませんよ。食べましたそりゃ〜食べました。自分が悪い。それにしても10kg増かー。いつも米櫃に補充するお米の重さ分太ったのね〜。
ここから、5月31日の世界タイトル戦に向けて僕なりに動いてきていたのですが、一番困るのは妻ですよね。いきなりスイッチが入るので「もー変なとこストイックなのよー。ストック食材どうするのー」となるのです。いつも有難うございます! 食べ物に好き嫌いがないのが、こういう時に悔やまれますね。嫌いな食べ物だらけだったら「嫌いだから、要りません」と思うのかもしれません。それがいつも以上に美味しそうに見える。研ぎ澄まされてますからね。「いやぁ美味しそうだなぁ…でも、もう一生分食べたから満足満足」今年はこのキャッチフレーズで頑張りました。
だいたいというか、やっぱりというか常日頃、業務では、「締切」という存在に追われてからの、自身を追い込んでいきます。あれはいつまで、これはここがデッドラインと。もっと計画的に動きたいですけどこればっかりはしょうがないです。「締切がないと仕事が片付かない人」だなんて時々ビジネスサイトで目にします。いやいやいや違いますって。そもそも仕事なんですから締切があるに決まってます。 ん〜でも、このブログ含め、「えぇ〜と、はい、今、今やっています!」ってお蕎麦屋さんの出前よろしく、よく焦って言っているので、偉そうな事は何一つも言えないです…はい、申し訳ございません。ノルアドレナリン型とか、ドーパミン型とかストップウォッチ仕事術とかモチベーションを持続させる方法が色々ありますが、僕にとっては、どうでも良く、ただただ「締切」がある方が、ギリギリなんとかウマく事が進むと思っています。
いやいやいや、もうこれ以上、言うのはやめましょう。怖くなってきました。色んなところから電話がかかってきそう。自分の首が締まりそうです。よーし明日も頑張るぞー。
そうそうそう、世界タイトル戦当日の朝に時間を戻しましょう。電池が無くなるくらい、何回も体重計に乗りすぎて「目標クリア出来たか、いやもう少しか」行ったりきたりのよくわからない状態で会場に到着。
計測! 結果3月から10.2キロ減!! ふぅ危ねぇ間に合った〜と思っていたら、この3ヶ月の追い込みなんか全く関係の無い看護師さんが「ちょっとだけ増えましたね〜でもほぼ同じですよー。」と。
そんな馬鹿な! 10kg落としましたよ!! と、昨年の世界戦の体重をみたら確かに300g太ってる。おっと〜3月にスタートした時、実は10.5kg太ってたのねー。バカバカバカ、ちゃんと追い込む(締切)数字を確認しとけば良かったーあぁ勿体ない300gだなんてステーキ一切れ分だったのに。
まぁ良しとしましょう。同じく今日が世界戦だったTaxi-Hatanaka, Hiro-Sugar も同じ服装で会場にいます。そうだ! なぜか今回、ロッカーに入っていた衣装(検査着)がサイズMだったんですよ! 勘弁してくれよ、いつもXLだってと思い交換交換と一瞬考えましたが、まぁこれはこれで面白いかとボディラインがピッチリ主張しすぎているピチピチの格好で会場を僕は移動していました。同じく同僚の Taxi-Hatanaka は何故か会場提供のポーチに携帯電話を入れて移動していましたが、どうみてもセカンドバッグを小脇に抱えた不動産屋さんにしか見えませんでした。良いでしょうに携帯電話なんて。ここでは、皆全員同じ服装の平等な世界なのです。
世界タイトル戦も終盤にさしかかり、毎年恒例のバリウムで祝杯です。
もうですね。3ヶ月「炭酸」とか「甘い」とか「こってり」とか無縁の生活だったんです。発泡剤(炭酸)を飲んでからの、あのバリウムの「甘さ」と、ざらつくぐらいの「こってり」を想像してください。
「ぷっはーウンマー!!」って言うところでした。一口目のビール飲んだサラリーマン並みの顔だったと思います(僕は呑めません)。そう、極端に、食べ物に好き嫌いがないのが、こういう時に悔やまれますね。
あと数日で MOONEYES International Magazine も発売開始(6月22日)となります。一つの「締切」が終わったので落ち着いたかと思いきや、まだまだ渋滞中の「締切」や、新規の「締切」も出てきています。
お伝えが出来るタイミングで順にご報告してまいります。あぁ〜早くお話ししたい…。
そうだ、たまには「締切」というものがない事で締めましょう。かれこれ所有してから21年、ようやく Wheel が、Wheel が決まりそうなところまできました。
現在 Shige-san 所有のホイールをお借りしています。ギリギリ入ったのか? 車高上げた瞬間アウトか? スレスレのドキドキでございます。
「締切」を設定するとなると…お爺さんになるまでかなと。おそらく永遠と続くのかと思います。