先日、自宅でテレビをボゥーっと見ていたら、出演者の方が “LA GUNS” のバンドTシャツを着ていまして。
思わず飲んでいたお茶吹き出しそうになっちゃいました。
LA GUNS ですって。一瞬で色んな記憶が蘇ってきて。
もう僕の中学一年生の時の青春です。狂ったように聞いていました。御飯食べながらもウォークマンで聞いていて怒られた記憶があります。
なんせドがつくほど、田舎で育ったものですから、 音楽の自由はゼロに等しい状況でした。CD を販売している店なんか町内にあったのだろうか、無いと思います。(小学二年生まで村。中学3年生で校庭で新幹線に乗る為の訓練授業があったのは未だに Shige-san は信じません。本当ですって。)
自分で出来る事なんか、ラジカセの録音ボタンに指を待機させながら、深夜の MTV (テレビ)を一曲一曲緊張しながら録音するぐらいです。
とはいえ、とはいえ自分の好みの曲なんか MTV で流れる可能性なんて相当低いんですよ。そうなると他の作戦と移行していくんですが、それが「先輩から要らなくなった CD を売ってもらう(もらってたのかな記憶が曖昧)」作戦でした。裕福で音楽が好きな先輩に頼み込んで、部活終わりに先輩の家に行って、要らなくなったCD を売ってもらう事を繰り返す。でも、今考えると、これも自由では無かったんだなー、選べるわけでもないし。
おどろおどろしいジャケットを手に、とにかくマッハで帰宅して聞くしかない。その中にあった一つが、LA GUNSでした。小学生の時は、「THE BLUE HEATS」一択だったので中学生になった途端、方向転換です。(今でもTHE BLUE HEATSは好きですけど) 衝撃的だったなぁ。
中学生になったら、こんな曲聞けるのかよー!! って。
学校の歴史の教科書なんか全く頭に入らないんですけど、CD のブックレットに書かれた歴史は頭に入るんですよ。メンバーが「脱退」したり「加入」したり「逮捕」されたり「釈放」されたり「解散」したり「和解」したり「クスリに溺れ」たり、Tommy Lee が逆さでドラム叩いている写真でひっくり返ったり、Warrant の Cherry Pie のジャケ写でドキドキしたり。街灯の無い真っ暗な道をチャリンコで走っていると Iron Maiden の Eddie the Head が出てくんじゃないかとアホな考えで怖くなった事もありました。
そんな思い出は、何十年も全部すっとんでましたが、テレビでバンドTを見た事をきっかけに、今週は通勤時、毎日ボリューム全開 LA GUNS 一択です。もう35年ぶりですよ聞き直すなんて。サイコーですよ。47歳の春にメタル聞いて通勤してるとは、13歳の時の僕は思ってもなかったと思います。
いやぁもう、No Mercy (1988)
今週のお仕事も音楽同様、破茶滅茶にデスクひっくり返したり、宙吊りで撮影してたり、素肌にレザーのベストとか着ていたら面白いんですけど、そんな訳もなく、一歩ずつ一歩ずつコツコツです。あと少ししたら年男48歳ですから、そりゃ少しは落ち着いていますよそりゃ。
とは言いつつ、何か行動に移すキッカケになるのは、「やったことない、こんなことやってみたい」という衝動から始まる事が多いのも実情です。
大体の事が一般的な組織では難しかったり、時間がかかったりするのですが、MOONEYES という組織は、その部分が相当異質だと思っています(勝手ながら)。MOONEYES では、年中問わず「とにかくやってみる」「即動ける」環境の中でお仕事が出来ています。(そんな馬鹿野郎をカバーしてくれるスタッフが沢山いるのも自覚しています。いつもありがとうございます。(業務連絡))
MQQNEYES International Magazine Summer 2025 の予約も始まり
12月7日に開催する 33rd Yokohama Hot Rod Custom Show 2025 のキャンペーンもポスターも告知が開始となりました。
悶々と考えていた事が動き始めていく瞬間は何物にも変え難い感覚です。もう何度も何度も作っては、ボツにして、作ってはボツにしてを繰り返していますので、超絶地味ですね。
制作過程はこんな事しています。
おそらく今までの人生で最強に忙しいであろう、2025年5月がそろそろ始まります。いやぁドキドキしてきました。
帰り道はどの曲を聞こうかな〜
MOONEYES 広報