日記

カッコウはカッコウいいぜ、飛ばない鳥はシャパラル様だ!!

Studio20周年記念イベント”AHOOW”が始まってから約2週間が 経ちましたけど、始まったと同時に私が梅雨入り宣言を発令した為、 見事に本牧周辺は雨が降り続いております。 Super雨男ぶりはいかんなく発揮され、自らのイベント開催を祝福 しているようですが、そろそろ疲れて来ましたのでもう梅雨入り宣言 は撤回し、梅雨明け宣言を致します。 ということで、8月2日(日)はお台場での”Motorcycle Swap Meet” を楽しまれた後はぜひ本牧Mooneyes Area-1にお越し下さいませ。 快晴の中、楽しくてマニアックなひと時を過ごしましょう。 それともうひとつ、この前もお話しましたが及川編集長入魂の一冊 ”Fly Wheels”が奇跡の発売にこぎつけました。夢のようですが本当 の話なのです・・・・ 誌面には不肖Wildmanも登場し、これまでのPinstriperとしての たった20年の活動について語っておりますので(ミニカーの話は NGだったのが誤算)ぜひ書店にて夢のような定価¥1,500にて お買い求め下さい、「Wildmanの真実??」が載ってます。 お買い上げ¥1,500以上は送料無料のAmazonでも売ってるよ!! それではまた来週!!って終わるのが普通のブログらしいいのですが 当ブログはここからやっと本題に入れるのです。 ついこの前、大阪万博も終わり小学校に入学した頃、とっても奇怪 な形をしたレーシングカーの写真やオモチャを目にするようになって ました。 そのころ日本の子供にとって夢のレーシングカーといえば ポルシェ・カレラ6やフォードGTなんかがメジャーな存在で、 絵本からオモチャまでこれらのクルマが素材として使われ、 そのデザインが頭にインプットされてました。 Chaparral-001.jpg しかし、真っ白で奇妙な形をしたそいつは名前も奇妙で 「チャパラル」 と表記されていて、何から何までヘンテコリンに見えました。 「チャパラルだって、なんて弱そうな名前なんだろ、カッコわる!!」と思ってましたが、数年後古本屋に通う特異体質の小学生になってからこのクルマの事を調べるうちに、とっても偉大なレーシングカーである事が判明し、弱そうな名前ではなく自分の頭が弱かった事を反省したのです・・・・ 当時日本ではチャパラルと表記されてる事が多かったのですが、 スペルは”Chaparral”となり、シャパラルと発音するのが本当のようで現在はマニアの皆様もシャパラルと呼んでいます。 シャパラルのネーミングの由来は、アメリカに生息する荒野を駆け抜 けるカッコウ科の鳥さんで、皆様ご存知の飛ばない鳥”Roadrunner” なのです。 Chaparral Carsを設立したのは「ジム・ホール」さんというテキサスの石油王なのですが、ただの成金オーナーではなく自らがエンジニアでありドライバーでもあるという3足のわらじを履いた変態じゃなくって天才だったのです。 ホールさんは頭が良過ぎたのか、あっち側に行っちゃってたのか、 それまでのレーシングカーの概念にとらわれる事無く、航空工学などの、他分野の科学的技術を取り入れた独創的なレーシングカーを作り上げ、60~70年代のCan-Amやヨーロッパスポーツカー世界選手権等の レースシーンで活躍及び奇異の目で見られたのでした。 レースカーにオートマチック・トランスミッションを導入したり、飛行機のごときウィングをおっ立てたのもシャパラルが最初で、これらの技術はその後F-1で全て使用されるようになったのです。特に空力に関しては異常なまでの執念を見せてました。 飛べない鳥のくせに・・・・・ ホンダ第一期F-1の「走る実験室」どころか、 「実験が楽しくってやってる」というような勢いで数々の 名(迷)レーサーを生み出したのです。 ということでまたもや「当時物ミニカー」でシャパラルのお勉強なのです。 シャパラルといえば巨大なウィング、子供のころ強烈なイメージを残してくれたのがこの「シャパラル2F」だったのです。 0801-2.jpg 絶対に空高く飛んで行くクルマだと思ってました。 1967年の世界選手権用のマシンですが、ビッグブロックV8のシェビー427cu.in.と3速セミオートマの組み合わせは強烈なスピードを生み、いくつものファステストラップや予選第一位という一発芸的な速さを誇りましたが、やっぱり一発芸で終わってしまい本番のル・マンでも予選2位スタートながら最後はパワーに耐えきれないミッションが 悲鳴を上げてリタイアしてしまいました。 Chaparral-002.jpg この2Fのミニカーは60年代に作られたイタリアのマーキュリー社製で、可変式ウィングは実車の如く可変し気分を盛り上げてくれます。 しかもリアカウルのナンバープレートはテキサスの物になってるという凝りようなのです。素晴らしい・・・・・ そしてシャパラル最後のマシンとなったのが奇妙奇天烈な 「走る弁当箱」にしか見えない「シャパラル2J」であります、 狂気のレーシングカーなのです。 0801-1.jpg エンジンはシェビーV8を465cu.in.まで拡大しましたが、そんな事はどうでもよくて、ボディ後半を弁当箱のようなカウルで包んでしまい、カウル後部にスノーモビル用の274cc、2サイクルエンジンを搭載して2機のファンを回し、強制的に車体内部の空気を吸い出して路面との間に負圧空間を生み出し、いわゆるダウンフォースを発生させコーナリングスピードを高めるという理論でした。 数年後「ファン・カー」と呼ばれるF-1、ブラバムBT46Bがこの技術をパクってあのニキ・ラウダがドライブしてましたね。 ブンブン回るファンから埃や小石、ゴミをまき散らしながらF-1チャンピオンのジャッキースチュワートのドライブにより強烈なスピードで走る2Jでしたが、こちらも2F同様一発屋さんでありまして、予選トップも本番リタイヤなんてことばかりでした。 しかもファンを回すエンジンがぶっ壊れるとダウン フォースが失われ制御不能の弁当箱と化すのみでした。 結局このシステムはレギュレーション違反という裁定がなされてしまい2Jはレースを走れなくなってしまいました。 これでジム・ホールさんも「もうヤーメタ」となってしまい2Jはシャパラル最後のマシンとなってしまいました。 キワモノレーシングカーたちは当時ちゃんとミニカーにもなってます。この2台は2Fと同じイタリアのマーキュリー社とHot Wheelsが 買収したイタリアのMebetoysからた出てグラントロス・ブランドの物です。 Chaparral-003.jpg 当時物ミニカーの良いところは現在のどのブランドも同じに見えてしまう中国生産の超精密モデルとは違い、それぞれ作ったブランドの個性が出ている事なのです。 これがビンテージ最大の魅力なのですな。 Chaparral-004.jpgChaparral-008.jpg マーキュリーのは実車に近いカラーリングとデカールが雰囲気抜群 なのですが、何といってもリアタイヤを回すと実車同様2機のファンが クルクルと回るアクションを備えているところが最高なのです。 初めて手にした時は嬉しくてクルクル回し過ぎてしまい、クルクル目が回ってしまいました・・・・ Chaparral-005.jpgChaparral-006.jpg グラントロスのは実車とは全くかけ離れたカラーなのですがこの、Toy っぽさがたまらないのです。エンジンもきちんと再現され、フロントカウルには荒野を疾走するシャパラルのエンブレムがちゃんと再現されてます。 Chaparral-007.jpg 同じ時代に作られた同じ車種のミニカーで、こうも違う仕上げになるとは現在では考えられません。やっぱりビンテージ・ミニカーは芸術なのです。 ジム・ホール氏は未だ健在で、歴代シャパラルの実車は全てミュージアムに保管され、ヒストリックカーレースなどで元気に走り回っております。 いつかファンがクルクル回る「走る弁当箱」を拝んでみたいものです。 科学的レーシングカー「シャパラル」最高であります!!!
Wildman
フリーハンドで車や Motorcycle はもちろん、1-Shot Paint がのるものなら何でも直線曲線のラインを組み合わせて表現する Pistripe Art や、レタリング サイン、世界中のイベント ポスター デザインや Clothing デザイン等を行うのが MOONEYES Sign & Pinstripe Studio。日本で最初のプロピンストライパー Hiro "Wildman" Ishii があなたの Dream を想像しているモノ以上に叶えていきます。

お仕事のご用命は、E-mail または お電話にてご連絡ください。

MOONEYES Sings & Pinstriping Studio is headed by MOONEYES Official Pinstripe Hiro "Wildman" Ishii. No matter if it's lettering, pinstriping, designs, signboards, placards, airbrush, gold leaf, or something out of the ordinary, small or large as long as it can be hold still, consult with Wildman as he will get the job done and he will grant your Dream than you expect.

Tag

絶版ミニカー (75) 筒香 (71) 横浜優勝 (18) 横浜スターナイト2023 (15) 横浜DeNAベイスターズ (91) 横浜Connection (66) 横浜 (114) 本牧 (154) 月刊ミニチュアカー (62) 日本シリーズ (63) 御所 山 (37) 御所山 (153) 大盛屋 (19) 大洋 ホエールズ (37) 大洋ホエールズ (33) 可堂玩具 (63) 千代田マ マストア (36) 千代田ママストア (28) 力道山 (109) 元町 (82) 中島登 (36) 世界のミニカー (40) ワイルドマン石井 (161) ワイルドマン (49) リキマンション (69) リキアパート (71) ラミレス監督 (71) ムーンアイズ (198) ムーン (86) ミニカー (20) ベイスターズコラボグッズ (69) ベイスターズBAZOOKA (66) ピンストライプ (192) ピンストライパー (60) ノルウェイジャンフォレストキャット (13) ノルウェイジャン (13) ニューラテンクォーター (25) ナイキ (82) スーパーカー (9) ストリートカーナショナルズ (11) スターナイト3連勝 (14) クライマックスシリーズ (67) キッス (90) カラーブックス (19) カラーブッ クス (17) カドー玩具 (63) エドロス (9) Yokohama Hot Rod Custom Show (13) YOKOHAMA Connection (38) Yokohama (15) Wildman石井 (147) Wildman 石井 (9) Wildman Memoirs (62) wildman ishii (62) Wildman30周年 (45) Wacky World of Wildman (10) Rat Fink Reunion (12) Rat Fink Party (11) Rat Fink (12) pinstriper (55) Pinstripe (188) NMCC (63) Nike (82) New Latin Quarter (24) MOONEYES X Baystars (34) Mooneyes Street Car Nationals (13) Mooneyes (204) MOON (86) Manti (11) KISS東京ドーム (21) KISS (97) Irwindale Speedway (10) GreazeFest (11) End Of The Road World Tour (46) End Of The Road (10) Ed Roth (12) Dinky toys (11) CORGI TOYS (17) Bonneville (14) Big Daddy (11)