号外:サンタモニカの風、アメリカ出張は暑かったぜ!
先週末から今週まで3泊5日の長期に渡ってアメリカ遠征に行ってまいりました。あまりにも最近のお話なので今回のブログは号外扱いとなるので注意して下さい。
成田空港では我が愛機、大韓航空のチェックインカウンターで預ける荷物の重量チェックが行われるのですが、小心物のWildmanは事前に大韓航空のHPを見て昨年末より1ヶあたりの荷物の重量制限が23kgに変わったことを見逃がしませんでした(前は30kg)一緒に行ったMooneyes StaffのGoshuとPan君の荷物も当然「事前にチェック」3人分計6ヶの荷物を全て23kg内に抑え「俺達の勝ちだな」と大韓航空に勝利宣言し機内に乗り込んだのでした。「どうだ、まいったか!気分がいいぜ、全く!!」
機内で眠る事がとっても苦手なWildmanは、いつも通り大好きな西村京太郎先生のトラベルミステリー文庫本を買い込み、アメリカに向かう機内で日本中を旅しておりました。読書って素晴らしいですね!来月は湯河原の西村京太郎記念館に参上する予定です。西村先生待っていて下さい。
今回の出張目的は、サンタモニカのTRACK 16 Galleryにて開催されるTattooの世界で有名なArtistであるDon Ed Hardy氏が発行したKustom Japan Bookの発行記念レセプションへの参加と、El Mirageにて行われるSpeed TrialにMooneyes USAのChicoサンが自分で作ったクルマで200マイルに挑戦という暴挙を観戦しに行くというものでした。ああ恐ろしい・・・・
3日間であっちこっち移動したので訳がわからなくなってきました・・・・
とっても暑いEl Mirageは昨年’32 Moon Coupeの撮影に来て以来2回目となりましたがやっぱり暑かったです。Bonnevilleは塩湖が干上がって出来た地面がしょっぱい塩なので(Salt Flats)照り返しが熱いだけですが、El Mirageは湖の水が干上がって出来た乾湖(Dry Lake)なので地面は固い土なので砂埃が凄い!風が吹くと暑さよりも吹き荒れる砂埃にまいってしまいます・・・・
そんな中、Chicoサンの’27ロードスターは無事車検をパスし、本番出走に向けて準備が進んでいます。なんたって偉大なRacerだったFred Larsenの307マイルを記録したStreamliner(小田急ロマンスカーではありません)のエンジンが積まれているので、それだけで興奮します。エンジン音を聞くと17年前に行ったBonnevilleの記憶が甦り、ひとりタイムススリップする変態でした。同時にロマンスカーのオルゴール音も聞こえてきそうです・・・
とぼとぼ歩いていると、すんごい昔に見た記憶のあるクルマがあります。Salty CudaとLetterされたBarracudaですが、このクルマは17年前のBonnevilleで走っていたヤツです。17年ぶりの再会に喜ぶ変態でした。アメリカは気が長くていいですね!!
そうこうしているうちにChicoサンの出走の順番が回ってきました。伝説のエンジンを積んだMoon Equipment Companyのクルマという事で注目度も高い中、普段から何を考えているのかわからないポーカーフェイスのChicoサンはヘルメット越しにもわかるポーカーフェイスのまま走りだしました。最初のRunなのでトップスピードは150マイルの設定とし、砂ぼこりの中に消えて行きましたが、この時の走りは目標通リ153マイルを記録し幸先良いスタートとなりました。
いろんなクルマやバイクの走りを見ていると自分も走りたくなってきました。いつの日か愛機ホンダビート50を持ち込み、原付水冷2ストスクーターのカテゴリーを作ってもらい、V-TACS全開、11000rpmでワールドレコードを出してみたいものです。Dry Lakeを疾走する真紅のビート50・・・興奮してきました、今度イラストを描いてみます。
という事で時間が無くなった私とGoshuはPanをEl Mirageに残し、桜田淳子が「来て、来て」と呼んでいるサンタモニカに旅立ちます(サンタモニカの風:by阿久悠)
今回Chicoサンのクルマにはとっても貼りにくいウルトラビンテージなMoonのEyeballステッカーを張ったのとヘルメットのStripe作業だけでしたが、次回Bonneville出走時までには素敵なPaintを施す予定ですのでご期待下さい。ここから先のEl Mirageのお話は、今週末のMMMに掲載するPan君のReportを読んで下さいませ。必要以上に大汗をかく通称「汗青竜」のPan君捨て身の初アメリカ遠征記です。
そしてWildmanとGoshuは風に吹かれてサンタモニカにやって来ました。
TRACK 16 Galleryという巨大な建物で、5月17日から6月14日まで”When East Meets West”という展示会が開催されます。すでに目を通した方もいらっしゃると思いますが”Kustom Japan”という日本のカスタムシ-ンをMichael McCabe氏が取材撮影し、Tattoo ArtistのDon Ed Hardy氏が監修したバイリンガルな本があるのですが、その本の出版記念レセプションが展示会の初日に行われたのです。
約1ヶ月に渡り開催される作品展示には日本からはWildman、M&KのMakoto、 Mr. G、Grimb、筆前、Psychoらの作品が展示されます。


そしてMcCabe氏がKustom Japan用に撮影した写真を引き伸ばして多数展示し、さらにEd Hardy氏製作の有田焼 !!や絵画も展示され見どころ満載であります。

特に有田焼はアメリカ人がとらえた和洋折衷という感じで面白いです。
今回のレセプションにはWildman、Makoto、Mr,G、Grimbの4名が日本から参加しました。ここのところ日本人Artistは人気であります。
開催前に入り口付近の壁面に私たち4人がそれぞれPinstripeを描いて、イベント気分を盛り上げました。
6pmからオープンだったのですが開場前には既に列が出来てしまい、オープンと同時にたくさんの人が入って来て驚きました。来場者の皆さんはそれぞれの作品を鑑賞し、各Artistにサインをもらったりと楽しんでおられましたが、私も真面目にサインに励みました。励み過ぎて一瞬「変態」と日本語で書きそうになりましたが自制心が働いてしまった所が小心物の辛いところです・・・
それにしても今回のイベントは通常のArt ShowやHot Rod系のイベントとちょっと違う雰囲気でありまして、いらっしゃる方々がセレブといいますか、いつも接する人たちとなにやら違うジャンルなのです。こういった方々もこの手のArtに興味があるのだなと思いましたが、同時にEd Hardy氏のTattoo Artistとしてのカリスマ性も感じられました。
会場外のParkingは満車状態でしたが、Hot RodよりもMercedesやBMWが目立ち、さらにLamborghiniまで停まっていたのには驚きました。やっぱり何かが違うのです。
あっという間に予定の3時間が過ぎお開きとなりましたが、いつものArt ShowやCar Showとは違う雰囲気が味わえ、とっても面白かったです。
もし6月中旬までにアメリカに行く機会がありましたら、アナタもサンタモニカの風に吹かれてTRACK 16 Galleryまで行ってみてください。楽しい作品に出会えますよ!!