日記

ハイジな国のスーパーカーは426ヘミでハイになってビックリだぜ!!

マクドナルドの株主である(つもりの)私のもとに新しい2冊の株主優待券がやって来ました。これにより12回はダブルクォーターパウンダーのLLセットが食せるという訳でありまして、大変有意義な食生活が待っている訳であります。      この前は鎌倉プリンスホテルの期間限定ランチバイキングに行って参りまして「フォアグラステーキ食べ放題!!」というキャッチに見事のせられてしまいました??? 気合いを入れて4つほどフォアグラを食しましたが、その後ローストビーフや天ぷら、パエリア、ポトフ、そしてあんみつ&モンブランと攻め込んだ所、急に気持ちが悪くなってしまい、吐き気をもよおしながら帰宅し4時間ほど寝込んでしまいました。 その後2日間は胃薬が手放せませんでした????皆さんもフォアグラの食べ放題には注意しましょう。 寝込んだ後は自室に引きこもり、口直しにミニカーを鑑賞していましたが、久々に手に取ったミニカーで面白いのがありました。 その昔、ハイジの国スイスで突然クルマを作り始めた奇特なお方がおりました。 といってもついこの前の1960年代の事なのですが、スイスなんて時計のイメージしかなく、自動車会社があったなんて不思議な感じがしますよね。 「ピーター?モンテヴェルディ」さんという方がおられまして、元々フェラーリやBMWのディーラーを経営していたのですが、フェラーリとの確執等いろいろありまして、一発奮起、独力で高級車市場に乗り不出して来たのです。 あの時代のヨーロッパは成り上がりさん中心に(イソ、ランボルギーニ等々)どうしても速くて高級なクルマを突然作りたくなる方々が沢山おられましたね、大変なのに??? でも、いきなり全部自分の所で作れる訳もないので、基本的にスペースフレームのシャシーのみ自社で作って、エンジンとギアボックスはあそこから、ブレーキはそちらから、パワステはこちらから、ボディーはこちらにデザインしてもらいましょうといった感じで、スイスのクルマといってもパーツは各国から調達しておりました。 速くて値段の高いクルマを手っ取り早く作るにはやはりアメリカンV8という訳でありまして、モンテヴェルディも心臓にクライスラー製のデッカイV8エンジンを選びました。 67年にやっとこ出来上がったクルマはこちらの「ハイスピード375S」というモデルでその心臓はバラクーダなんかに搭載されていたマッスルカーマニアにはおなじみの「440マグナム」で7,2リッターの排気量から375馬力を絞り出していた強烈エンジンでした。 その後もクライスラー製のビッグブロックにこだわり続け、巨大な4ドアセダンの「375/4」はマックス240km/hに達し、当時世界最速のVIPサルーンとなり、モンテヴェルディは世界に認められ始めました。 日本にも当時1台だけ新車でこの375/4が輸入され、東京の街を走っておりました。 こうなって来るとスーパーカー?ビジネスに参戦したくなるのは人情というもので、モンテヴェルディも禁断の果実、ミッドシップのスーパーカーを作っちやいました。 その名も「モンテヴェルディ?ハイ450SS」というハイスピードでハイになりそうなネーミングなのですが、ハイというのはHighではなくHaiというスペルでしてドイツ語で鮫の意味なんだそうです。スーパーカーの名前は色々と面白いですね。 ミッドに搭載されたエンジンはついに「やっちゃいました」という感じで、クライスラー製の最強エンジン「426ストリートヘミ」を放りこんでしまいました。アメリカ車マニア垂涎のエンジンですな。 7リッターの排気量から450馬力を発生し、ハイ450SSはカタログ上では290km/hという最高速度を豪語しておりました、これはあっぱれですな!! 実際当時の市販車最高速度テストではフェラーリ?デイトナ(280km/h)やランボルギーニミウラ(272km/h)次いで第3位の270,5km/hをたたき出したのは立派というほかありませんね。 でも、シフトのリンケージの取り回しがが上手く行かずに、シフトパターンは上下がひっくり返ってしまったという変態的な世にも恐ろしいスーパーカーとなってしまいました。 さすが手作り自動車メーカーですね???450馬力のシフトを間違えてしまったら、小心者としてはそんな事を考えただけで眠れなくなってしまいます。 結局オイルショックも重なり、ハイは数台の生産で消えて行ってしまい、モンテヴェルディも1982年には自動車の生産を止めてしまいましたとさ??? ハイジの国のスーパーカーは歴史の彼方に消えてしまいましたが、ミニカーとして残っているのが変態的には嬉しいのです、もちろん当時物として??? スペインにAuto Pilen(オートピレン)というミニカーブランドがあったのですが、こちらは創業時は他の一流ブランドの金型を利用してミニカーを作っていて海賊版扱いされていました。 でもオートピレンはただのマネッコではなく、見本としたオリジナルの物よりも開閉アクションを増やしたりして、独自のスタイルを確立していました。    こちらのC2コルベットは左がオリジナルの英国製コーギートーイなのですが、右のオートピレンはコーギーでは無かったドアーの開閉アクションが追加されているのです。 その後オートピレンは独自の金型の開発にも着手し、70年代中期から後期に掛けてオリジナル金型の素晴らしいミニカーを作り始めました。 その中になんとモンテヴェルディ?ハイがラインナップされていたのです。    ついこの前の1978年に横浜市鶴見区のつくの商店街にあった「チェッカー」にて購入させて頂きましたが、いま手にとっても本当に素晴らしいミニカーだと思います。   この時代は外国製ミニカー暗黒時代で、どのブランドもプラ製のタイヤ&ホイールで実車のイメージ丸出だめ男なのですが、オートピレンはダイキャストホイールにゴム製タイヤという最強の組み合わせで、それだけでウットリしていたものです。 プロポーションも良くてハイ独特のボディーラインが見事に再現されております。金型職人の魂が感じられるのです。現代のCADなミニカーなんかとは比較になりませぬ???? 上品なゴールドの塗装もたまりませんね。 このミニカーを見ていると、アルプスの峠に行きハイジになってハイに乗って逆パターンミッションを駆使してハイな気分で290km/hを出してみたくなりますね、だから当時物ミニカーはやめられないのです!!

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