高速有鉛デラックス Vol. 83 2021年 10月号 [KM039-083]
販売価格: 1,500円(税込)
https://www.mooneyesshop.jp/product/12105

SR5の取材撮影は猛暑の中、日本におけるPinstripe発祥の地、伝説の御所山Studioにて行われましたが、やはりここに来ると身が引き締まりますよね!?
という事で、御所山と言えば以前ジオラマ製作のオーソリティであるCool Case GarageのS様に個人的にお願いして御所山Studioのジオラマ模型を製作して頂きました。2017年のHot Rod Custom Showでお披露目致しました。
他にもこのようにMQQNEYES USAのジオラマも作って頂いたり、Area-1や恵比寿のMQQN Equippedも再現されているのです。
凄すぎます! もはやジオラマ芸術ですよね。
そして今回はどうしても我慢出来なくなりまして、又もや個人的にジオラマ製作をお願いしてしまいました。多分このような物を依頼するのは世界中で私だけだと思われますが、どうしてもこれの立体造形物が欲しくなってしまい「もう無理、欲し過ぎて気が狂いそうだ!」と錯乱状態に陥ってしまったのでS様にジオラマ製作の相談を致しました。
すると変なリクエストにもかかわらずS様は快く製作を引き受けて下さり、ほぼマトモな資料が無いにも関わらず、ご自分でも色々とお調べになられて奇跡のジオラマ模型が完成となりました!!
かつて東京は赤坂に存在した伝説のナイトクラブ「ニューラテンクォーター」なのであります!!! ああ興奮して来ました。
ニューラテンクォーターはついこの前の1959年に開業し30年後の1989年にその歴史を閉じました。昭和の時代に華やかな大人の社交場として君臨していましたが、政治や経済界、裏社会も絡んでくるとんでもない場所でもありました。
当時一般人が気軽に入れるような店ではなく、顧客には当時のスーパースターである力道山先生、石原裕次郎、勝新太郎、長嶋茂雄、高倉健、といったビッグネームが並び、招聘したアーティストはルイ・アームストロング、ナット・キング・コール、アール・グラント、パティ・ペイジ、パット・ブーン、サミー・デイヴィスJr.、ダイアナ・ロス等々ビッグネームが並んでおります。当時このようなメンバーを日本に招いてナイトクラブで毎晩ショーを開催するなんて信じられない事なのでした。その金額も信じられないような物だったそうです、座っただけで数万円??
出演した日本人歌手も森進一、五木ひろし、朝丘雪路、いしだあゆみ、西城秀樹、ピンクレディーら昭和のスターが並んでおります。
昭和38年の12月には力道山先生がここでヤクザに刺されて、一週間後に亡くなられてしまうという事件の舞台にもなってしまい、この事件でニューラテンクォーターの名は別の意味で有名になってしまいました。
ニューラテンクォーターはホテルニュージャパンの敷地内の地下に有った為、例のホテル大火災の後も難を逃れひっそりと営業は続けられていたそうです。といっても私は遊びに行けるような年齢ではありませんでしたが。
とにかくこのお店の物語は昭和のあらゆるジャンルの歴史とリンクしていて大変興味深く、それらの面白いお話は元社長の山本信太郎氏が何冊か本を出版されているのでそれをお読みくださいませ、必見です。 山本信太郎氏にもぜひこのブログでジオラマを見て頂きたいものです。
(それは無理か・・・・)
で、ジオラマのご紹介であります。3インチスケールのミニカーに合わせての縮尺で製作して頂いておりますのでこのように「当時物ミニカー」を並べて楽しむことが出来るのです、快感です・・・・・
お店の特徴的なネオンや街灯はもちろん点灯し、ネオン下の掲示板には出演するアーティストのポスターが張られています(ポスター交換可能!!)エントランスのテントや、入り口のフロアマット、空調の配管等もバッチリ表現されているのです。
エントランスには今にも力道山先生が現れるのではないかと妄想が広がってしまいます・・・・
部屋で電気を消してジオラマのネオンを灯しミニカーを並べて、ニューラテンクォーターのライブCDを聞きながらカルピスソーダを飲むのは至福のひとときなのであります・・・・変態ここに極まる!?
少ない資料から色々と検索し、分からない部分は想像でセンス良く表現して頂きました。ピンストライプもジオラマもセンスが大事なのであります!!
それにしてもニューラテンクォーター、一度行ってみたかった。