こちらの二玄社より出版された「プリンスとイタリア」という本になります。
パープルレインでお馴染みのミクロマン、プリンスのイタリアツアーをまとめた物なのです。
ぢゃなくって、国産車の歴史を語る上で欠かせない、今はなきプリンス自動車に関するお話しなのでした、すみません・・・・・
謎多き昭和の自動車メーカー、プリンスですがこれまでも色々な本で色々な事が書かれて来ましたが、今回の板谷氏の本はプリンス自動車の歴史とその仕事を徹底的なリサーチと証拠物件を元に構成されていて、プリンスに関する書籍では決定版の一冊になると思います。
かといって堅苦しい内容ではなく、人間味あふれるストーリーも多々ありまして読み物としても非常に面白くなっております。
ここで私がその内容を紹介してしまうと、ミニカーと絡めて3倍位のボリュームとなってしまいクレームが発生する恐れがありますので、ぜひお買い求めになってその素晴しい内容をお確かめ頂きたいと思います、お勧めであります!!
でもその中で一つだけお話ししたいのがこちらのクルマになります。
Wildmanお得意の「実車より先にミニカーで憶える」というパターンで知ったクルマ「プリンス・スプリント」です。
10年前位としか思えない昭和50年にミニカーコレクションを始め、月刊ミニチュアカー誌でその存在を知り「かつてこんなクルマがあったんだ」と感激した少年Wildmanは一発でこのクルマが好きになってしまいました。
実車のプリンス・スプリントが発表された翌年、ついこの前である昭和39年8月に発売された大盛屋ミクロペット製のミニカーがこちらです。
Wildman生誕一ヶ月後に発売されたという私の兄弟の様なミニカーなのであります!!
ナゼかスプリント実車よりもカッコよくなってしまったというミニカーなのですが、作ったメーカーが大盛屋という、何かプリンス自動車に通じる物がある会社というところが良いのです。
その後両社ともはかなく消えてしまいました・・・
実車のヒストリーは板谷様の本に詳しく書かれておりますが、スプリントの事で一番驚いた事は1991年のノスタルジック・ヒーロー誌に二枚のモノクロの写真が掲載されてました。
古びた倉庫の中に佇む埃だらけのクルマたちの中の一台が何と憧れのスプリントではありませんか!!
ショーモデルとして一台だけ作られたスプリントは、時が経てばお役御免となり廃棄されてしまうのが当然の成り行きですが、ノスヒロ誌によればついこの前の1982年頃までスプリントはこの倉庫に眠っていたのでした。
発表されてから20年近くが経ち、プリンス自動車も日産と合併していたのによくもまあ残っていた物です・・・・
その後スプリントは残念ながら廃棄処分になってしまったとの事でしたが、それはあくまで定説で「もしや・・・」と言う事も起こり得るかもしれません。
旧いミニカーも見つかるのですから実車でも奇跡は起こるのです・・・Wildmanのリサーチは続くのでした。
だって海外じゃこのフェラーリのように土の中から40年振りに掘り起こされるクルマも実際にあるのですから・・・・
そこらへんで愛犬ルルといっしょに土を掘ってるWildmanを見掛けたら優しく見守ってあげて下さいませ。