
「うお~ロマンスカーだ、NSE3100だ、ストリームライナーだ!!」と叫ぶ変態の前に静態保存のNSE様が迫力の顔面をこちらに向け鎮座されておりました・・・このデザイン、このグラフィックス、何もかもが美の極致なのです。
普段はグリーンの蛇腹ガレージを被らせて保存されているようで、公開日のみこのようにガバッとガレージが開いて正義の味方が登場するのです。よく見るとマジンガーZのホバーパイルダーにも見えて来ました、カッコイイ!
やっとめぐり合えたロマンスカー、感無量のなか撮影を開始致しましたが、その横にはこげな看板が・・・「ロマンスカーの愛称 ロンちゃん」ですって・・

「うーむ、ロンちゃんはちょっと違うんじゃない??可愛すぎる感じがするぞ」と看板を目の前にブツブツと一人悩む変態がおりました。「ロマンスカー、ロマンス、ロマンスと言えば銀河のロマンス@ザ・タイガースタイガースと言えば沢田研二、沢田研二と言えばジュリー・・・そうだジュリーだ!!愛称はジュリーに決定だ!!」とこの日からNSE3100の愛称は「ジュリー」となりました。


皆様もそう呼んで下さいませ、今度看板を書き換えておきます。愛称が決まった所で、さっそく車内を拝まさせて頂く運びとなりました、ありがたや、ありがたや・・・この日は時間が早いこともあり他に誰も見学者がいないようです、早起きは三文の徳、ウヒヒ、ロマンスカー展望席貸切だぜ!!車両後部から入るのですが、そこには下駄箱が設置されていて中でスリッパに履き替えるのです。


さすがジュリーは大切にされてるぜと思いつつガラッと扉を開けると、そこには4人のおじ様たちが何やら談笑されておりました。
ビックリした小心者の変態は「こ、こ、こんにちは、見てもいーですか???」と思わず小声で聞いてしまいました。すると「どうぞ、どうぞ、ゆっくり見てってください」と言われホッとする小心物は1976年製ナイキ ル・ビラージュをスリッパに履き換え車内に侵入しました。おじ様たちは開成町内会か役場の方みたいで私がウロウロしていると「どこから来たの」とか「小田急関係の人?」とか質問をされて来ました。「私は横浜市よりやって参りました、小田急の人ではなくこの小田急ロマンスカーの大ファンであります!!」と答えると「へ~、そうなの・・・」と十分納得して頂いたようです。
さて自己紹介が終わったところで、憧れの展望席窓側1148番へと向かいました。ここです、まさにこの席です。



幼少のころより憧れ続けたNSE3100の先頭車両のこの席、今の気分はこのイチコーのブリキのおもちゃの窓にプリントされた人々のように箱根湯本へ向かってロマンスの旅へいざ出発!!という気分なのです。もう最高であります!!!



興奮冷めやらぬうちに、今度は2階の運転席へと向かいました。まさかロマンスカーの運転席に座れるとは、40年来の夢達成という感じでした。「た、高い、なんて高いんだこの位置は!!ホントにこんなので運転出来たの??」と思うほど恐ろしく高い着座位置なのでした。





そりゃそうですよね、車両の屋根の上に運転席があるのですから・・・・クルマでもきっとこのような高さだと猛烈に怖いと思われます。
Wildmanもこの日ばかりは「出発進行!!」とNSEパイロット気分を味わえ最高でしたが、冷静に考えると運転室内はとっても狭くて、以前本物のNSEパイロット様にお話を聞いたように、この場所は夏の運転時はきっと猛烈に暑かったと思われます。プロは何でもつらいのう・・・
さんざん楽しみ、車内の謎のおじ様たちに「また、近いうちに来ます!!」と挨拶をし、うしろ髪ひかれ隊となってこの日はジュリーとお別れとなりました。



ついに乗ることが出来た憧れのロマンスカーNSE3100(動かないけど)長年の夢がかない最高の一日となりました。
愛称もロンちゃんからジュリーに変更となり、ますますNSEに愛着が湧いて来ました。
皆様もぜひ開成駅前第二公園を訪れ、ジュリーを堪能して下さい!!!
くだらない映画を見るより絶対にお勧めです。